2005-01-01から1年間の記事一覧
最近よく行っている中国の武漢は、上海から飛行機で3時間、長江のほとりにある都市だ。日本から行くと乗り継ぎを含め、丸一にかかるのが痛い。そんな場所に今、プジョー、ワーゲン、ニッサン、そしてホンダと世界の自動車産業が次々と乗り来み、それに吸い…
先日中国での旅先で読んだ本2冊。 まずは、井島くんに薦められた梨木香歩の「ぐるりのこと」。「ぐるり」とは、自分で確かめられるような身の回りの世界のことらしい。そんな自分の足下の世界に潜む様々な<境界>について、日常的な視点で考えつづける、エ…
もう2度と来ることはないだろう、 と思った場所に限って、なぜかまた来ることになる。 前回のプレゼンのていたらくで競合に勝つことはまずないと思っていたのに、なぜか勝ち、昨日からまた中国へ来ている。まずは武漢で、先方社長と打ち合わせ。その後、気…
第二弾、土屋貴哉 (アーティスト)へのインタビューをアップしました。「探偵、観測員、トリックスター、パラレルワールド、サッカー、野球、迷路、斜めの視線、軽やかさ、優しさ…。土屋貴哉の作品から浮かんでくるのはそういう言葉だ。彼の作品は、確かな…
すっかり更新スピードが落ちてしまって「溜まって」しまった。まずは先週末に渋谷の小さなバー「MILK」で開催されたスライドショー。仕事を終えて夜中の3時頃から合流。コニカのフォトプレミオで個展をしていた穂積くんを含め、NYの国際写真センター(ICP)…
柄にもなく、代理店CMプランナーらしくガツガツ働いた(気のする)一週間。 今までは、たとえヒマでも会社の人にはなるべく「ヒマだ」と言わないようにしてきたのだけど、先月がヒマすぎて、さすがにマズイ?と思ってついつい「ヒマだ」と言い始めてしまった…
もうすぐ、今日も終わってしまいそうですが、 とりあえず今日から、 TOKYO SOURCEウェブサイトオープン!しました。 http://www.tokyo-source.com第一弾はアーティスト、田中偉一郎へのロングインタビュー。ようやく、間に合いました。 まだまだ改良したいと…
土曜:仕事の企画。アイデアが浮かばんので、TSの原稿詰めたり細かい作業。その後、奥さんも「R」するB編集長の結婚披露パーティーへ。いろんな仲間に会う。日曜:天気がよかったので妻と近所に散歩(以前に美術家の秋山さやかさんと散歩して作品にしてもら…
夜、成田に着いて留守電をチェックすると、新規の広告仕事が一本入っていて(この頃、出張から帰ると同時に仕事が舞い込むパターンが多い。3回目だ。)会社に久しぶりに寄って、11時過ぎに帰宅。明け方まで武漢のホテルで原稿の書き起こしをしてたせいか…
今年はすでに海外に行くのが中国→NY→中国と3回目、というわけで昨日から中国の武漢に来ているのだけれど、午前からのプレゼンは前の晩、CDと二人で飲みつつ予想したとおり、得意先にサンドバック乱れ撃ち状態となる我が営業スタッフを横目に呆れ→恥→やるせ…
以前に深夜帰宅のタクシーで出会った運転手さんの話を思い出す。あの時、自宅前に着いても話は一向に終わらず、諦めた僕はその後1時間ほども彼の話を聞いたのだが、彼は、お風呂の中で水を掴むことを喩えに、どうやったらお金が手に入るかということを話し…
ちょっと前に読んだ本。「アイ・ロボット」を見ていて思い出す。書評に「机上の空論」という意見もあるが、それをいったら哲学者はみんなそうなわけだから始まらない。社会に対して理論が、言葉が、力を失っている時代ということを意識しながら、それでも商…
見たことのない未来をイメージさせてくれるSF映画は、時々ふと見たくなる。それが綿密に構成されていればいるほどいいし、ただのエンタテイメントじゃなくて読み方によって勝手に深読みできたりすると尚いい。そんな意味で僕のこれまで見たSFで好きなものを…
最近やたらと人に会っている気がする。 といっても、別に人数がそんなに多いってわけでもないんだけど、たとえばこの人は仕事でなかったら話さないんだろうなという人ではなくて、わりと会いたい人/話したい人に会うのが続いているので頭が刺激されて楽しい…
只今明日のインタビュー向けに下調べの追い込み中だけど、 息抜きに、コンドーBAR秘伝その2を紹介。 この「イカのホイル焼き」は今までに何度つくったか数えきれない。酒のつまみに、ごはんのおかずに最高なのだ。元々はインドを旅してたときに日本人から教…
先週末にテレビでちらっと見た朧げな記憶をもとに、 適当につくってみたら、魚介のダシがたっぷりと出て、 メチャクチャうまかった。ダシ用のカニの残骸を少し エビ(冷凍でもよし) イカ1ぱい(これ重要/キモを捨てないこと) あさりホールトマト 1缶 セ…
うちではこの頃、妻の帰宅に合わせて夜の12時くらいに 夕食をつくって食べるのがふつうになっている。昔だとその時間に夫が帰ってきて、風呂に入ってから食事をするんだろうけど、うちでは逆。最近仕事が暇な僕がたいてい、風呂を沸かして食事もつくる。ま…
先週のこと。 平日は自分の本の制作作業をいそいそと。もうだいぶ長いことやってる気がするけど、少しずつ変わっている。KINKO’sに行ってとりあえず製本してみたところ。 週末は連チャンで人に会う。 木曜: NYから来てた板垣さん、カメラマンの小島キミちゃ…
先日、セカチューを見る。「どうせ」という気持ちを強引に押し込めて「ひょっとして?」というほんのちょっとの期待で、できるだけフラットに見る努力。百歩譲ってお涙ちょうだいストーリーは悪くないとする。 でも配役が酷すぎる。特に、メインとなる少年役…
フタを開ければ日本が3−0くらいで圧勝するんじゃないかと思ってたけど、あれだけ守られれば、そう簡単には点はとれないか…。それにしても、なかなかいいゲームだった。開始早々の小笠原のフリーキック、ボールの回転の美しかったこと。あんなに速くて落ち…
TOKYO SOURCEでインタビュー原稿の英訳スタッフを募集中です。インタビューの中身はとにかく今イキのいい、様々なジャンルの表現者たち。生の原稿を自分で翻訳することを通して身近に触れられる機会だと思います。問題はひとつ。このプロジェクトは僕らが有…
ぶらぶらと意味もなく歩き回ること。 無駄なことをすること。 散歩者、フラネール、デリーヴ、漂流すること。 ランダムに飛び込んでくるものと、それを編集していく視線について。 散歩者に象徴される、普通に見えてラディカルで政治的な行動について。 シチ…
今日は、来週早々にインタビューに行く相手の下調べ。 TOKYO SOURCEでは、あらかじめインタビュー相手に、これまで自分が影響を受けてきたsourceと、今注目しているsourceをメールで送ってもらうことにしている。僕らがインタビューする相手もソース(源)だ…
昨日、天気がよかったのでスクーターにのって川崎市民ミュージアムで開催されている「SITE GRAPHICSー風景写真の変貌」を見に行ってきた。ここって遠い印象があったけど、バイクでならわりと近い。多摩川沿いの緑が気持ちいい。会場に着くと、出展作家のひと…
火曜日の夕方、写真家の杉本博司とソフィ・カルのコラボ展のオープニングに行ってきた。場所は、新装オープンした小柳ギャラリー。ふだん行かない銀座でちょっと迷いながら、なんとか到着。広い。ミニマル。今日は裏のオフィスも杉本さんの写真とともに開放…
もう先週のことになるけど、六本木コンプレックス内のヒロミ・ヨシイギャラリーで行われている「The World is Mine2」のことを書いておく。やっぱり気になったのは奥村くんのSuperNovaというビデオ作品。「スイッチが切れる瞬間のテレビ画面を撮影し、何十回…
ちょっと前にインタビューの参考にでもと思って読んだ本。 前に読んだことがあるような気もしたけど、結局思い出さず…。 そういえば今、横浜で彼の展覧会をやっているような。 印象に残ったのは、「私に反網膜的な態度をとるチャンスがあったとしても、それ…
日曜日、中目黒で行われた井島健至(写真)+古田秘馬(音楽)によるPrimal Gravityというイベントに行ってきた。井島くんとはNYつながりで知り合って以来、時々飲んだりしていてハガキやポートフォリオでは見たことはあったんだけど、ちゃんと見るのは初め…
TOKYO SOURCE 第一弾のインタビューを終えてきた。 相手は現代美術作家の田中偉一郎、場所は三茶のデニーズ。なかなか面白い話しが聞けたように思う。年が近いこと、もともと僕が話しを聞きたい相手なのでベースの共通点が多く、理解もしやすい。その分、閉…
明日(すでに今日だけど)、久しぶりにインタビューというものをしにいく。というのは、今年から仲間と勝手に始める「TOKYO SOURCE」というプロジェクトで、いろんなジャンルの表現者で気になる人を僕らメンバ−で勝手に選び、今年中に100人インタビューす…