網膜のスリルなんて!ーデュシャンは語る
ちょっと前にインタビューの参考にでもと思って読んだ本。
前に読んだことがあるような気もしたけど、結局思い出さず…。
そういえば今、横浜で彼の展覧会をやっているような。
印象に残ったのは、
「私に反網膜的な態度をとるチャンスがあったとしても、それが大した変化はもたらしませんでした。網膜のスリルなんて!(…)今世紀(20世紀)全体がまったく網膜的なものとなってしまっているのです。(…)まったくばかばかしい。こんなことは変わらなければいけないのです。いつまでもこんなままではいけないのです。」
という彼の言葉。
さすがに便器をアートに持ち来んだコンセプチュアルアートのsouceだけある。