KYODO HOUSE -Art of Living 近藤ヒデノリのブログ

クリエイティブディレクター\編集者\ソーシャルアクティビスト 近藤ヒデノリのブログ

2005-02-01から1ヶ月間の記事一覧

結婚式、鰻とカレーと編集会議

土曜:仕事の企画。アイデアが浮かばんので、TSの原稿詰めたり細かい作業。その後、奥さんも「R」するB編集長の結婚披露パーティーへ。いろんな仲間に会う。日曜:天気がよかったので妻と近所に散歩(以前に美術家の秋山さやかさんと散歩して作品にしてもら…

帰宅。

夜、成田に着いて留守電をチェックすると、新規の広告仕事が一本入っていて(この頃、出張から帰ると同時に仕事が舞い込むパターンが多い。3回目だ。)会社に久しぶりに寄って、11時過ぎに帰宅。明け方まで武漢のホテルで原稿の書き起こしをしてたせいか…

行きつけの場所

今年はすでに海外に行くのが中国→NY→中国と3回目、というわけで昨日から中国の武漢に来ているのだけれど、午前からのプレゼンは前の晩、CDと二人で飲みつつ予想したとおり、得意先にサンドバック乱れ撃ち状態となる我が営業スタッフを横目に呆れ→恥→やるせ…

散種ー溜めないこと

以前に深夜帰宅のタクシーで出会った運転手さんの話を思い出す。あの時、自宅前に着いても話は一向に終わらず、諦めた僕はその後1時間ほども彼の話を聞いたのだが、彼は、お風呂の中で水を掴むことを喩えに、どうやったらお金が手に入るかということを話し…

自由を「考える」人

ちょっと前に読んだ本。「アイ・ロボット」を見ていて思い出す。書評に「机上の空論」という意見もあるが、それをいったら哲学者はみんなそうなわけだから始まらない。社会に対して理論が、言葉が、力を失っている時代ということを意識しながら、それでも商…

ハリウッド的「編集」ー「アイ・ロボット」

見たことのない未来をイメージさせてくれるSF映画は、時々ふと見たくなる。それが綿密に構成されていればいるほどいいし、ただのエンタテイメントじゃなくて読み方によって勝手に深読みできたりすると尚いい。そんな意味で僕のこれまで見たSFで好きなものを…

情報処理能力

最近やたらと人に会っている気がする。 といっても、別に人数がそんなに多いってわけでもないんだけど、たとえばこの人は仕事でなかったら話さないんだろうなという人ではなくて、わりと会いたい人/話したい人に会うのが続いているので頭が刺激されて楽しい…

秘伝その2:イカのホイル焼き

只今明日のインタビュー向けに下調べの追い込み中だけど、 息抜きに、コンドーBAR秘伝その2を紹介。 この「イカのホイル焼き」は今までに何度つくったか数えきれない。酒のつまみに、ごはんのおかずに最高なのだ。元々はインドを旅してたときに日本人から教…

秘伝その1:魚介のトマトスープ

先週末にテレビでちらっと見た朧げな記憶をもとに、 適当につくってみたら、魚介のダシがたっぷりと出て、 メチャクチャうまかった。ダシ用のカニの残骸を少し エビ(冷凍でもよし) イカ1ぱい(これ重要/キモを捨てないこと) あさりホールトマト 1缶 セ…

真夜中の自炊

うちではこの頃、妻の帰宅に合わせて夜の12時くらいに 夕食をつくって食べるのがふつうになっている。昔だとその時間に夫が帰ってきて、風呂に入ってから食事をするんだろうけど、うちでは逆。最近仕事が暇な僕がたいてい、風呂を沸かして食事もつくる。ま…

人に会う週末

先週のこと。 平日は自分の本の制作作業をいそいそと。もうだいぶ長いことやってる気がするけど、少しずつ変わっている。KINKO’sに行ってとりあえず製本してみたところ。 週末は連チャンで人に会う。 木曜: NYから来てた板垣さん、カメラマンの小島キミちゃ…

改めてセカチュー

先日、セカチューを見る。「どうせ」という気持ちを強引に押し込めて「ひょっとして?」というほんのちょっとの期待で、できるだけフラットに見る努力。百歩譲ってお涙ちょうだいストーリーは悪くないとする。 でも配役が酷すぎる。特に、メインとなる少年役…

いい試合だったー日本2ー1北朝鮮

フタを開ければ日本が3−0くらいで圧勝するんじゃないかと思ってたけど、あれだけ守られれば、そう簡単には点はとれないか…。それにしても、なかなかいいゲームだった。開始早々の小笠原のフリーキック、ボールの回転の美しかったこと。あんなに速くて落ち…

TOKYO SOURCEー英訳スタッフを募集中

TOKYO SOURCEでインタビュー原稿の英訳スタッフを募集中です。インタビューの中身はとにかく今イキのいい、様々なジャンルの表現者たち。生の原稿を自分で翻訳することを通して身近に触れられる機会だと思います。問題はひとつ。このプロジェクトは僕らが有…

散歩する人の視線

ぶらぶらと意味もなく歩き回ること。 無駄なことをすること。 散歩者、フラネール、デリーヴ、漂流すること。 ランダムに飛び込んでくるものと、それを編集していく視線について。 散歩者に象徴される、普通に見えてラディカルで政治的な行動について。 シチ…

TOKYO SOURCEの「ソース」

今日は、来週早々にインタビューに行く相手の下調べ。 TOKYO SOURCEでは、あらかじめインタビュー相手に、これまで自分が影響を受けてきたsourceと、今注目しているsourceをメールで送ってもらうことにしている。僕らがインタビューする相手もソース(源)だ…

変貌する風景・写真ーSITE GRAPHICS

ART

昨日、天気がよかったのでスクーターにのって川崎市民ミュージアムで開催されている「SITE GRAPHICSー風景写真の変貌」を見に行ってきた。ここって遠い印象があったけど、バイクでならわりと近い。多摩川沿いの緑が気持ちいい。会場に着くと、出展作家のひと…

再会ー杉本博司+ソフィ・カル

ART

火曜日の夕方、写真家の杉本博司とソフィ・カルのコラボ展のオープニングに行ってきた。場所は、新装オープンした小柳ギャラリー。ふだん行かない銀座でちょっと迷いながら、なんとか到着。広い。ミニマル。今日は裏のオフィスも杉本さんの写真とともに開放…

The World is Mine 2

ART

もう先週のことになるけど、六本木コンプレックス内のヒロミ・ヨシイギャラリーで行われている「The World is Mine2」のことを書いておく。やっぱり気になったのは奥村くんのSuperNovaというビデオ作品。「スイッチが切れる瞬間のテレビ画面を撮影し、何十回…

網膜のスリルなんて!ーデュシャンは語る

ちょっと前にインタビューの参考にでもと思って読んだ本。 前に読んだことがあるような気もしたけど、結局思い出さず…。 そういえば今、横浜で彼の展覧会をやっているような。 印象に残ったのは、「私に反網膜的な態度をとるチャンスがあったとしても、それ…

写真と音の共鳴ーPrimal Gravity

ART

日曜日、中目黒で行われた井島健至(写真)+古田秘馬(音楽)によるPrimal Gravityというイベントに行ってきた。井島くんとはNYつながりで知り合って以来、時々飲んだりしていてハガキやポートフォリオでは見たことはあったんだけど、ちゃんと見るのは初め…