KYODO HOUSE -Art of Living 近藤ヒデノリのブログ

クリエイティブディレクター\編集者\ソーシャルアクティビスト 近藤ヒデノリのブログ

2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

日本語が亡びるとき

日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で作者: 水村美苗出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/11/05メディア: 単行本購入: 169人 クリック: 12,657回この商品を含むブログ (457件) を見るセンセーショナルなタイトルと内容でネット上で賛否両論になっているこ…

田中功起「言葉にする」

ART

アーティストの田中功起くんから最近のビエンナーレなどでの活動の様子とともに、新しいプロジェクト「言葉にする」が送られて来た。自分が今、話したい人と日本語で真摯に会話を行い、その肉声をポッドキャスティングで配信していくというもの。第一弾はア…

お好み焼き、橋、神社

3連休の中日。家で今後のTSの展開などを考えて煮詰まってきたところで、夜から急きょ近所に住む写真家の井島くん夫妻とデザイナーの福井夫妻のいるお好み焼き屋に合流。TSでも初期の頃に写真を撮ってもらった井島君の奥さん、彫刻家の春さんに会うのは結婚…

高円寺、i-Google、セカイカメラ

昨晩はTSメンバーと高円寺で朝まで3軒はしご。高円寺には惹かれつつもほとんど行ったことがなかったけど、やはりディープでいい店がいっぱい。チェーン系に毒されてない感じがいい。とくに一軒目の焼き貝専門店は最高でした。そんなわけで、昼すぎに起きて…

'QUOTATIONS'

先日青山ブックセンターで見かけてタイトルセンスに惹かれて買った新雑誌、'QUOTATIONS'。ウェブのようにフラットに情報を詰め込んだ感じが新しい感じもしたけど、ちょっと見にくい。それにしても、すごい情報量だし、載せてる人選も面白い、出版不況のこの…

編集者たち

情報があふれているから、あるいは大方の表現が出尽くしているから、それらをつないだり、かけあわせたり、取り合わせたりする「編集者」が重宝される。そして「編集」は、単に書籍や雑誌だけでなく、ウェブはもちろん、CMや空間まで広がっているということ……

書評6本目

月刊コマーシャルフォト11月号に紹介されてました。ありがたい。

偶然を生きる思想

相変わらず「偶然」というものが気になっている。こちらは偶然に対する、東洋と西洋の捉え方の違いから、それぞれの思想を探った本。偶然を肯定的にとらえる東洋と、偶然をないものや間違いとして捉える西洋思想。偶然とは自然とも言い換えられる。理性や合…

横トリ(後半)田中泯「ただの一例です」

ART

以前にもここに書いたけど、2回に分けて行った横浜トリエンナーレ、先週末にメイン会場の新港ピアと赤レンガ倉庫へ行って来た。何より印象に残ったのは舞踏家、田中泯のパフォーマンスでした。タイの作家、リクリット・ティラバーニャのつくった作品(舞台)…

ポール・オースターとフェルナンド・ペソア

僕が新しい著作が出るたびに楽しみに読んでいる作家というと、ポール・オースター、ミラン・クンデラ、村上春樹というあたりになる。そう思ってみると、3人中2人が外国人作家だ。しかも、村上春樹はアメリカやギリシャにいたこともあったりと、外国の匂い…

祝!オバマ当選。

彼が立候補して以来というもの、親にまで「似ている」と言われたり、と人ごととも思えなくなっていた(笑)オバマさんが、無事アメリカの大統領選に勝利!土壇場になってマケイン氏が当選したらどうしよう、と思ってましたが、結果的には大差。なんだかほっ…