KYODO HOUSE -Art of Living 近藤ヒデノリのブログ

クリエイティブディレクター\編集者\ソーシャルアクティビスト 近藤ヒデノリのブログ

いよいよ3/1発売!『混浴温泉世界—場所とアートの魔術性』

できました!!!

TSからは米田と僕が編集に入り、写真でNOJYOも参加! 
昨年初頭に『広告』の取材にかこつけて別府を訪れて以来、GWにTSでツアーを組んで訪れてその場でこの本の編集に参加することになり、その後も打ち合せで2回別府に行くなど、こんなに別府にはまるとは思わなかったけど、その余波は今も「湯道」になったりして続いている。

この本は、昨年、別府で行なわれた現代芸術フェスティバル「混浴温泉世界」のカタログであり、その開催に向けて5年余り活動をしてきたNY時代の旧友、山出淳也さんをはじめとするBEPPU PROJECTの軌跡を追ったもの。

読者が別府の街を旅するように、草本利枝さんの幻想的な別府の写真から始まり、街の中に点在したアート作品、ダンス、音楽、わくわく混浴アパートメント…その間に別府の街と人々、その場から生まれた様々なダイアローグが聴こえてくるような構成で、メインのパートはバイリンガル

副題に「場所とアート」の魔術性とあるのは、総合ディレクターの芹沢高志さんが「魔術的な力を感じた」という別府という街と、その場所から触発されたアートの魔術的な力から。今の時代に欠けているもの、必要なもののヒントが含まれていると思います。

別府に行った方も行けなかった方も、是非、手にとって頂ければうれしいです!

『混浴温泉世界—場所とアートの魔術性』
別府現代芸術フェスティバル2009 「混浴温泉世界」とアートNPO、BEPPU PROJECTの軌跡。 、3月刊行!

発売:河出書房新社
編者:TOKYO SOURCE
監修:芹沢高志(P3 art and environment)
著者:NPO法人BEPPU PROJECT
発刊:2010年3月1日(予定)
B5/全200ページ、定価:2,800円(税別)

混浴温泉世界---場所とアートの魔術性

混浴温泉世界---場所とアートの魔術性

BEPPU PROJECTは、別府現代芸術フェスティバル2009「混浴温泉世界」とBEPPU PROJECTの軌跡をしるしたドキュメント本『混浴温泉世界—場所とアートの魔術性』を発刊いたします。全国の書店で3月より発売開始予定です。是非ご期待ください。

■編者:TOKYO SOURCE
CMプランナー近藤ヒデノリと編集者米田智彦を中心に、「東京発、未来を面白くする100人」をコンセプトとしたインタビューWebマガジンを核に、多岐にわたる「編集」を行なう。著者に『これからを面白くしそうな31人に会いに行った。』(ピエブックス)。

■監修:芹沢高志
1951年東京生まれ。89年にP3 art and environmentを開設。さまざまなアート、環境関係プロジェクトを展開する。帯広競馬場で開かれた国際現代アート展『デメーテル』の総合ディレクター(02年)、アサヒ・アート・フェスティバル事務局長(02〜08年)、横浜トリエンナーレ2005キュレーターなどを務める。著書に『この惑星を遊動する』(岩波書店)、『月面からの眺め』(毎日新聞社)、訳書にバックミンスター・フラー宇宙船地球号操縦マニュアル』(ちくま学芸文庫)などがある。