気持ちいい…M.HASUI「PEACE LAND」
台湾から帰ってもプレゼン続きで「助けてくれー」状態から、やっと一息。
早めに仕事を終えて、帰りに青山スパイラルで始まったM.HASUIさんの個展「PEACE LAND」のオープニングに寄る。水平線にピタッと合わせて、パノラマ写真で撮られた世界各地の海の風景がずらりと並ぶ(他にも少しあり)。気持ちいい…とくに今日みたいな半ば徹夜明けにはたまりません。
わりと大きめに引き延ばされた写真の前に立つと、ほんと広い海の前にいるような気分。杉本博司さんのモノクロによるSeascapesも、そのミニマルアートのような佇まいや、悠久の時間や崇高さを感じるところが大好きなんですが、こちらはよりリアルで、HASUIさん自身、展覧会への序文で「光はすべての人に平等にふり注ぐ」という意味の事を書いてたように、ピースで心地よい。こういう写真が家にあったら、窓外に海が広がってるみたいで気持ち良さそうです。改めて、いつか我が家に飾る写真は海ものだと再認識。
杉本博司「カリブ海、ジャマイカ」 1980年 ゼラチン・シルバー・プリント
明日から北海道の小樽近辺〜青森、十和田へ旅してきます。思えば生まれて初めて見る小樽そばの日本海が楽しみ。