お茶とサムライ
茶の本 岡倉 覚三 (1961/01) 岩波書店 この商品の詳細を見る |
武士道 新渡戸 稲造 (2005/08/02) PHP研究所 この商品の詳細を見る |
珍しく2日続けて平日休み(Wカップ休暇?)。
昨日はブックファーストへ行って久しぶりに本のまとめ買い。まずは「国家の品格」つながりで、お札でお馴染みの新渡戸稲造著「武士道」と、先日TSでインタビューしたn-markさんが最近「茶道が総合芸術として気になる」と言っていたつながりで岡倉天心「茶の本」。わかりやすい。
どちらも元は外人向けに英語で書かれたものの翻訳版だけあって、西欧の文学・哲学の引用をふんだんに盛り込んであって、たしかに外人にもわかりやすいつくり。武士道はところどころ、今の時代には合わないと思うところはあるものの、イデオロギーなき日本の精神的な支えには十分なると感じさせる。卑怯はだめよとか、弱虫!というのは、こっから来ているのだ。そういや会社名を「サムライ」にした佐藤可視和さんもさすがな選択。「茶の本」はまだ読み終わってないが、ミニマルさと精神修養としてのそれ「道」ということが最近気になる。そういや美術家の小澤剛さんが数年前にこれをパロって「ミルク道」ってのをやってたなー。
今日:久しぶりに近くやりたいと思っている個展の企画書をつくる。お金がかなりかかるので、スポンサーをつけようかと。夕方から経堂のギャラリーAppelで行われていたtattakaさんの個展、最終日へ。会場に来ていた評論家の土屋誠一さんを交えて3人で話す(やっぱみんな最終日に行くよな。ぎりぎりに。)帰りは経堂での僕のお決まり、ラーメン屋「せい家」のほうれん草ラーメン油多め。
今夜はこれから日本ーブラジル戦!
2点差で勝ってくれとは言わないが、せめて最後の試合、
面白い、美しいプレーが見せてくれ!