KYODO HOUSE -Art of Living 近藤ヒデノリのブログ

クリエイティブディレクター\編集者\ソーシャルアクティビスト 近藤ヒデノリのブログ

2008-01-01から1年間の記事一覧

つ、ついに、TOKYO SOURCE書籍校了!8月中旬発売!!

ブログの更新がすっかり滞っていましたが、怒濤のようにいろいろ進んでます。その間、カンヌ広告祭に行ったり、ロンドンへ撮影に行ったりで3週間以上も日本を離れていました。先週月曜にようやく帰国。カンヌやロンドンについてはいずれ書きますが、まずはT…

The House-現代アートの住み心地:X棟『多面ミラー』

ART

TSでインタビューした新野圭二郎、土屋貴哉、森田浩彰らが参加するグループ展のお知らせです。新野圭二郎、土屋貴哉の共同キュレーションによる、六本木そばの住宅展示場を使った美術展。美術館やギャラリーでない場所でのアート展といえば、最近ではホテル…

ミャンマーでのサイクロンに続き、四川大地震・・・

とんでもないことになってますね。どちらも日本からそれほど遠くはない場所。ニュースによれば四川大地震では今も2万7千人が瓦礫の下に生き埋めになっているらしい……。山間部の震源地は道路が土砂崩れで寸断され、徒歩で何十キロも歩いて行かなくてはなら…

十和田市現代美術館オープン!「オノ・ヨーコ/入口」

ART

GWその3。忍路から中渓さんの家で知り合った「アシ舟作り」の名人、ジンさんの車に同乗させてもらい、フェリ−で津軽海峡を越えて一気に青森へ。山内丸山遺跡を見て浅虫温泉で一泊。翌日にこのGWにオープンしたばかりの十和田市現代美術館へ。金沢美術館と同…

『六ヶ所村ラプソディー』

GW中、2日目。中渓さんの家に泊まった翌日は、近所でたまたま開催されたドキュメンタリ−映画『六ヶ所村ラプソディー』の上映会へ。この映画は、青森県、六ヶ所村の原発再処理施設の危険性や、それを巡る人々の生活を長期にわたる取材をもとに伝えるもの。僕…

中渓さん、たき火、ドームハウス!

GW中に北海道に住むアースワォーカー(地球を歩いて木を植える人)の中渓さんを訪ねた。札幌から約1時間半の海沿いに立つドームハウス。(「宇宙船地球号」を提唱したバックミンスター・フラーが考案した未来のエコ住宅。長い柱のいらない小さな三角形ユニ…

気持ちいい…M.HASUI「PEACE LAND」

ART

M.HASUI「PEACE LAND」2002-2007台湾から帰ってもプレゼン続きで「助けてくれー」状態から、やっと一息。早めに仕事を終えて、帰りに青山スパイラルで始まったM.HASUIさんの個展「PEACE LAND」のオープニングに寄る。水平線にピタッと合わせて、パノラマ写真…

台湾に来てます。

某社のプレゼン準備&プレゼンで土曜から久々に台湾に来てます。前回CM撮影で来て以来、2年ぶり? プレゼン用ビデオコンテ編集は東京から事前にお願いしていたものの、伝言ゲームのように間違って伝わってる・・・結局、週末は丸々、ビデオコンテ編集とプレ…

FREE TIBET/チベットの記憶

昨日のニュースで、ダライラマ14世が東京に来て行った会見を放映していた。ダライラマが繰り返し(中国政府を意識して)言っていたのは、今回、チベットで起こっている暴動が決して「独立」を求めたものではなく、あくまで「自治」を求めたものであるとい…

アートフェア東京〜4カ所、現代アートはしご!

ART

土曜の昼過ぎから妻とTSの米田と共に「アートフェア東京2008」→新丸ビルアートハウス→「101TOKYO」→清澄白河での合同オープニングと、夜遅くまでアートはしご&無料酒でまたも飲んだくれ・・・。 国際フォーラムで開催されていた「アートフェア東京20…

TS書籍、8月上旬ピエブックスより発売決定!!!!!

いやー、ほっとしました。新版元探し、おかげさまで一件目で決まりました。先の版元と決裂した翌々日にお会いしたピエブックスから昨晩遅く、最終決定が出ました! しかも内容ほぼそのままで、カラー頁大幅増!!タイトルも原案通り。 これからを 面白くしそ…

服部公太郎個展→GAIA SYMPHONY 地球交響曲 第6番

会社で今月から同じチームになった後輩、服部公太郎の個展最終日@ガーディアンガーデンへ。しわくちゃになった紙くずが、よく見るとその折れ目にカラフルな線の縁取りがしてある、見たことありそうで見たことのない作品。そして去年見た作品よりも、全体に…

アートフェア東京2008前夜祭→銀座Stock

ART

HPの坂口真生くんの誘いで、東京国際フォーラムで4/4から始まるアートフェア東京2008の前夜祭パーティへ。実は、今日が内覧会だと勘違いして行ったのだけど(内覧会は明日からでした・笑)、TSの米田と一緒に行くと早速、後藤繁雄さんに遭遇。TSの出版に…

スティーブ・ジョブズ

スティーブ・ジョブズ 偉大なるクリエイティブ・ディレクターの軌跡作者: 林信行出版社/メーカー: アスキー発売日: 2007/12/17メディア: ハードカバー購入: 5人 クリック: 115回この商品を含むブログ (57件) を見るi-macやi-podなどの開発で、PC界だけでなく…

無名の人々の物語と偶然性

ナショナル・ストーリー・プロジェクト作者: ポール・オースター,柴田元幸出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/06/29メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 29回この商品を含むブログ (72件) を見る人は何らかの物語を持ってないと生きていけないとよく言わ…

東京お花見スポット

今年は久々にお花見三昧。東京育ちながら、この時期に行った事のない場所へいくつか行ってきました。芝、根津、中目黒、どこも満開。それにしても温暖化だとか何とかあっても、きちんとこの季節に合わせて桜が咲くって……自然のリズムはすごいなーとか、桜を…

新しい版元と交渉中

先日出版「延期」と書いたTS書籍、その後、色んな方から「出版社紹介するよ」とメールや電話を頂いたり、出版社からも話を頂いたりしたので、一応、進行状況を報告しておきます。実は、先の版元との決裂した翌日に新しい版元の編集者の方と御会いして、トン…

ホームページつくりました。

色んなところにトッ散らかっていた過去のブログとか作品など、これまでの広告以外の活動を整理してみました。なんとなくスッキリした気分。ちなみにマックにデフォルトでついてるi-Webで見よう見真似で作ってみたものの、意外に簡単なのにオドロキでした。ま…

039 中渓宏一(earth walker) 前半アップ!

ここしばらく本の出版準備でかまけていたせいか(今、新しい版元で最終調整中)、TS久々のアップです。日本を歩きながら木を植える活動をしている「アースワォーカー」中渓宏一さん。商社を辞めて出た旅先での「アースワォーカー」のポール・コールマンさん…

涙が流れ続けた「GAIA SYMPHONY 第五番」

「泣きながら一気に読みました」という柴崎コウによる「セカチュー」の帯を見たときには「また"感動"の押し売りかよ」と思ったけど、僕もこのたび初めて「ガイアシンプォニー」を観て、途中から涙がだらだら溢れて出てきて止まらなくなってしまった。実はわ…

レントゲンオープニング→マンダリンのバー

ART

仕事を終えて、神田界隈に移転したレントゲンヴェルケ(ギャラリー)のオープニングパーティへ。思ったよりこじんまりとしたスペースでしたが、なかなか居心地のいいスペースに、ダイヤモンドをモチーフにしたペインティング作品が並ぶ。会場で誰かに聞いた…

TS出版「延期」!

当初3月末の発売予定だったTOKYO SOURCEの書籍が発売「延期」になりました。すでに、本文、レイアウトデザイン、解説文から、茂木健一郎氏による帯の言葉まで完成しているのですが、最後の最後の書籍タイトルで版元の大和書房と折り合いがつかず、ここ1月ほ…

雪山で読んだ2冊

先日高田洋三の個展会場の古書店で、店主の堀江さんに雪山の中で読むおすすめ本を尋ねてみた。そして僕が寒いところだから『冷血』みたいな恐ろしい本がいいかも?と言ったのに対して出してくれたのがこの本。アメリカで実際に起こった殺人事件で死刑になっ…

大雪山朝日岳

先週末まで北海道の大雪山旭岳に行ってきました。標高2000メートル強、気温-15度前後。日本で一番高地にあるスキー・スノーボード場だとか。ロプウェイ乗り場の前には、最近行方不明になった人、雪崩に飲まれた人の情報が張り出されていて…かなりハードな場…

TABTALKS#1フクヘン/鈴木芳雄「アートの編集」

ART

Tokyo Art Beat(TAB)主催のTABTALKS第一弾、BRUTUS副編集長の鈴木芳雄さんのトークイベントに行ってきた。鈴木さんのブログ「フクヘン」はよく覗かせて頂いてるのだが、そんなコアなファンはけっこう多いらしく、会場の5TANDA SONICは外国人も相当多く、立…

しばらく山ごもりします

今日から週末まで、北海道の朝日岳にスノーボード/スキーしに行ってきます。昨年、10年ぶりくらいに冬の山に行って、TSでインタビューした竹内スグルさんに教えられながら生まれて2回目のスノーボードをやったのが、少し病みつきになりつつあります。朝日…

高田洋三個展「箱の島」トークショーやります

ART

友人であり、以前にTSでもインタビューした写真家の高田洋三の個展が昨日から始まったので早速行ってきた。今回は彼の今までのシリーズとは違い、自分のルーツを辿り、祖父母の時代からの歴史を写真によって再構築するような個展になっている。会場では、祖…

UBSコレクション「アートは心のためにある」

ART

森美術館で開催中の展覧会「アートは心のためにある」に行ってきた。銀行であるUBSの現代アートのコレクション作品の展示。メインで使用されている絵は相当集客減に貢献している気もするが、アートの本質を端的に言い表したタイトル、ベッヒャー系の写真など…

偶然の書-Book of Chance

最近、改めて偶然というテーマが自分の中で大きくなっている。偶然って何だろう。なぜ人は偶然に惹かれるんだろう。茂木さんが先日の対談で言っていたのは「偶然とは生命の本質である」ということだった。偶然と必然。世界のすべては偶然なのか、必然なのか…

最近読んだ新書3冊

非属の才能 (光文社新書)作者: 山田玲司出版社/メーカー: 光文社発売日: 2007/12/13メディア: 新書購入: 3人 クリック: 155回この商品を含むブログ (148件) を見る人気漫画家(?)の体験をもとに、「別に周囲と無理に同調しなくていいんだよ」とひきこもり…