大串氏、編集会議

横浜美術館から出てくるとちょうど電話のあったクサナギシンペイ（画家）とクシダくんと渋谷で合流。たまたま入ってしまった「てっぺん」という、客が入ってくると店員全員で大声で挨拶し、水道水をいちいち「どうぞ！！最高においしいお水です！」と言って渡す、ちょっと疲れていた身にはかなりゾッとする学生ノリの居酒屋でぐだぐだと遅くまで飲み、そのままビリヤード、ラーメンでしめる。

土曜日は午前中に起きてカメラマンのNOJYOとともに、TSで以前に取材した大串くんの浮間船渡にあるアトリエへ。とある事情で再撮影。以前に行った彼のインタビューには僕が行けなかったので初めて、彼の最近やったものから高校時代に描いたものまで見せてもらう。昔のスタイルから今の和紙を使ったスタイルに行き着く流れ、そして今興味をもっているという「より個人的で秘密のある感じ」の方向について（途中で、レコーダーをもってくればよかったとちょっと後悔）。ともかく、今後さらに私的に、エロティックになっていきそうな彼の作品が楽しみになった。１１月に青山でやるという展示も楽しみだ。

その後は、家でTSのメンバーと集まって編集会議。９月からリニューアルしたいと思っているウェブサイトについての意見を交わす。ソースからの検索や、作品画像からの検索、ニュースページや、スペシャルページなど、もっと動きがあってリンクが広がる楽しいサイトにしていくということ、また「会いたい人に会いに行き、濃い話しを聞く」インタビュープロジェクトとして特徴をもっと出して行きたいと思う。