KYODO HOUSE -Art of Living 近藤ヒデノリのブログ

クリエイティブディレクター\編集者\ソーシャルアクティビスト 近藤ヒデノリのブログ

その2−「69シックスティナイン」

見残し映画7連発、2本目は村上龍原作の「69シックスティナイン」。

原作を読んだのはだいぶ昔だったが、大学生になったばかりだった僕のアドレナリンを少し放出させた小説のひとつであり、村上龍がまだあまり「世直しモード」になる前の幸福の作品。見終わった直後の感想からいうと、これ、日本の青春映画としては相当いいんじゃないか?原作も有名なのに、今ひとつブレイクしなかったような気がするが、なぜなんだろう。韓流とセカチューとファンタジー系という生ぬるい系にやられたってところか。編集も適度に軽くて気持ちいいし、主演の妻夫木くんもいいし、安藤政信くんも(高校生役はちと年齢的にきついが)いい味出してる。何よりヒロイン役の太田莉菜がかわいい。KIKI野本かりあに続いてお気に入りリストにランクイン。まあ僕の場合ヒロインがタイプだと、その時点でその映画の評価は一気に甘くなるというのはあるけれど。

Hide 80点
Ayumi 70点


69 sixty nine

というわけでこれから食事をはさんで、今夜はあと2本。
ロンドンのカルチャーシーンを舞台にした「LIVE FOREVER」と
コヤニスカッティの続編「ポワカッティ」がトリの予定です。