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KYODO HOUSE -Art of Living 近藤ヒデノリのブログ

クリエイティブディレクター\編集者\ソーシャルアクティビスト 近藤ヒデノリのブログ

【TS preview room】高田洋三「PROTO- 都市と自然の考古学」preview vol.1今日から!

TOKYO SOURCE ART

7月にオープンしたTS初のリアルスペース「プレビュールーム」での展示第2弾、今日から開始中です!10月第2週まで開催してるので是非お越しください。

TOKYO SOURCE preview roomでは、9月23日(金祝)より10月10日(月祝)まで写真家、高田洋三が現在制作中の作品「PROTO-」のプレビュー第一弾を行います。24日(土)19時からは芹沢高志(P3 art and environment )さんを招いてスライドショー&ダイアローグイベントも開催!

人間の理想を実現するためにつくられた実験的世界とその住人。都市が誕生する始源的な風景、人工と自然の境界、人工的空間から土着的な場への変遷のプロセス。人工的環境に住むことのリアリティーを、広大な空間と時間軸のなかで見つめ直す。(高田)

2009年から高田がアリゾナやニューヨークで撮影し、「都市と自然の考古学的考察」という副題のもと、一冊の写真集として構想中のこのシリーズ。生態系実験施設「バイオスフィア2」、建築家パオロ・ソレリによる砂漠の未完の都市「アーコサンティ」、ニューヨークの風景などから成る作品は、どこかイタロ・カルヴィーノの小説『見えない都市』を想い起こさせます。マルコ・ポーロによる様々な空想都市への旅の報告という形をとるこの小説のように、大判カメラを手に現実の様々な都市へ旅した高田による写真報告として、人と自然、テクノロジーの関係を通し、都市の誕生から人が住むということの未来へ、想像の旅に誘います。

プレビュー第一弾となる今回は「バイオスフィア2」で撮影された写真の展示を中心に、構想中のラフイメージやテキスト、来場者との対話を通じた気づきなどを随時、壁面に張り出していく予定。来場者もポストイットで感想を残すなど、オープンな実験室を訪ねる気分でご来場ください。

近藤ヒデノリ(TOKYO SOURCE編集長)

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高田洋三「PROTO- 都市と自然の考古学」preview vol.1

日時:9月23日(金祝)〜10月10日(月祝) 午後1時〜午後7時 入場無料
作家在場日時はTOKYO SOURCEフェイスブックページをご覧ください
http://ht.ly/6xWnL
場所:TOKYO SOURCE preview room
千代田区大伝馬町13-1 creative hub 131 2F
MAP:http://1x3x1.jp/contents.html

アクセス:
JP総武線快速馬喰町から徒歩4分、
地下鉄都営浅草線東日本橋駅から徒歩5分、
都営新宿線馬喰横山駅から徒歩4分、
営団日比谷線小伝馬町駅から徒歩3分

*スライドショー&ダイアローグ:高田洋三×芹沢高志×近藤ヒデノリ
9月24日19時〜21時(入場料: 1,500円ワンドリンク付き)

TOKYO SOURCE 018高田洋三インタビュー (2006)
http://www.tokyo-source.com/interview.php?ts=18

TOKYO SOURCE 051芹沢高志インタビュー (2009)
http://www.tokyo-source.com/interview.php?ts=51

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profile:

高田洋三
1971年札幌生まれ。筑波大学芸術専門学群 総合造形コース卒業。2002年からフリーランス・フォトグラファーとして活動をはじめる。日本各地の風力発電施設を撮る「WINDSCAPE」、青森・六ヶ所村にある人工的に生態系を再現する実験施設を撮る「SIMSCAPE」などのシリーズなどでは、人工と自然が分かちがたく融合された環境を静的に見つめながら、新しい自然観を問うている。2009年には、文化庁の助成を受け、1年間アメリカにて滞在制作を行う。広大な砂漠に作られた実験都市、アーコサンティでのワークショップ参加など、人間と環境の関係への問いかけはスケールを大きくし、ライフワークとして現在も展開中である。

芹沢高志
1951年東京生まれ。神戸大学理学部数学科、横浜国立大学工学部建築学科を卒業後,(株)リジオナル・プランニング・チームで生態学的土地利用計画の研究に従事。その後、東京・四谷の禅寺、東長寺の新伽藍建設計画に参加したことをきっかけに、89年にP3 art and environment (http://www.p3.org/) を開設。99年までは東長寺境内地下の講堂をベースに、その後は場所を特定せずに、さまざまなアート、環境関係プロジェクトを展開する。帯広競馬場で開かれた国際現代アート展『デメーテル』総合ディレクター(2002年)、アサヒ・アート・フェスティバル事務局長(2003年ー)、横浜トリエンナーレ2005キュレーター、別府現代芸術フェスティバル『混浴温泉世界』(2009年)総合ディレクターを務める。著書に『この惑星を遊動する』(岩波書店)、『月面からの眺め』(毎日新聞社)、訳書にバックミンスター・フラー宇宙船地球号操縦マニュアル』(ちくま学芸文庫)、エリッヒ・ヤンツ『自己組織化する宇宙』(工作舍、共訳)などがある。

TOKYO SOURCE preview room
「東京発、未来を面白くする100人」を掲げ、同時代の多様なジャンルの表現者へのインタビューを続けてきた運動体、TOKYO SOURCEによる初のリアルスペースとして2011年7月にオープン。「プレビュー」をコンセプトとして、すでに完成した作品の展示というより、これからつくる作品の予告編/実験場として、新たな対話を生み出していきたいと思います。