KYODO HOUSE -Art of Living 近藤ヒデノリのブログ

クリエイティブディレクター\編集者\ソーシャルアクティビスト 近藤ヒデノリのブログ

またも朝まで、新年会

原稿書きと、企画に終われてあっという間に1月も半月が過ぎる。

そんな週末、旧友の絵描きクサナギシンペイと久々に飲んでから、平野さんからのお誘いで植島啓司さん宅での新年会へ。ドアを開けるなり、本の山。集まっていたのは、植島先生の教え子の方、出版関係、ミュージシャンなど主に朝日カルチャーセンターでの熊野と聖地をめぐるレクチャーつながりの方々。

着いて早々、博打好きの植島さんがトランプを持ち出し、ババ抜きで掛けることになり、あっという間に千円巻き取られる僕とシンペイ画伯。その次は、恋愛をテーマに川柳対決しよう、と植島さんが言い出し、各自紙にしたためて各自で採点。こういうのを書くとお里が知れそうで恥ずかしい。

その後、話をしながら本棚を物色させていただく。写真、アート、エロ系、文学、哲学、聖地関係、心理学、、、、、そこら中に興味のありそうな本がある。思えば、今まで訪れた家でいいなと思ったのは、ほとんどが大学の先生の家だということに気づく。要は僕にとって楽しい家=本がたくさんある家なのだ。「生活感がなくてオシャレできれい」な家が一番退屈!そんな中で驚いたのが、僕自身、学生時代になにげに見た女性の性器だけを撮った写真集や、古本屋で思わず買ったアラーキーの発禁本「エロトス」も植島さんの監修だったこと。。その他、今後読んでみたいと思ったのが、ミッシェル・レリス、ル・クレジオ…あぁ、いつか本棚の大きな家に住みたい。

そんなこんなで忘年会と同様、朝5時まで。みなさん、おつかれさまでした&植島さん、ありがとうございました!

そういえば、僕自身、年末にブックオフに買い取ってもらった本と雑誌あわせて400冊近くが、合わせてたったの4680円。1冊10円強。。。先日、取材でお会いしたやなぎみわさんが「本は安いと思ったことはあるけど、高いと思ったことは一度もない」と言っていたけど、売る時はほんと安いもんですね。。。