KYODO HOUSE -Art of Living 近藤ヒデノリのブログ

クリエイティブディレクター\編集者\ソーシャルアクティビスト 近藤ヒデノリのブログ

雪山で読んだ2冊

先日高田洋三の個展会場の古書店で、店主の堀江さんに雪山の中で読むおすすめ本を尋ねてみた。そして僕が寒いところだから『冷血』みたいな恐ろしい本がいいかも?と言ったのに対して出してくれたのがこの本。アメリカで実際に起こった殺人事件で死刑になった犯人の実の弟が、殺人を起こすに至った兄の生い立ちとある意味呪われた家族の歴史を書いたノンフィクション。村上春樹訳、上下2段組み、500頁を越える大作だけど、引き込まれて一気に読んでしまった。

心臓を貫かれて

心臓を貫かれて

岡本太郎がやはり両親(とくに母の作家、岡本かの子)のこと、彼らから受けた影響について綴ったエッセイをまとめたもの。そういえば、最近アウディの広告で岡本太郎が登場してますね。なんとなく「Think Different」のアップルのCMを思い出すような広告。
人間は瞬間瞬間に、いのちを捨てるために生きている。

人間は瞬間瞬間に、いのちを捨てるために生きている。