茶道の歴史
去年インタビューで聞いたのをきっかけに、茶道が気になっていて、ちょうどシンクロしている知人から借りた茶道関係のマンガと本を2冊読む。
単にお茶を飲む、ということを「道」にまで高めたということはどういうことなのか。そして利休が茶人でありながら、秀吉の側近として政治にまで口を出していたということ。茶道がその形式ばかり伝えられて、肝心なその精神が忘れられている、というのは岡倉天心も嘆いたけど、そんな茶道の精神が気になる。以下、本の中から気になったことの覚え書き。
・茶の湯の名人の4つの条件:
数寄者(作意があること)/茶の湯者(目利きであること)/唐物所持/一道に志が深いこと
・茶道とは、日常茶飯事の中に偉大なる美を発見すること
・茶道とは、お茶を媒介に、人間の心と心が結ばれるようにすること。
・茶道とは、お客様を心からもてなすということ」
・自分のことばかり考えない。相手のお客さんの気持ちを考えて客の心に叶うようにもてなすというのが茶道の精神。相愛和合の境地。人間相互の美しい交わりを盛り上げること。人間社会の社交の模範。
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