自宅ヘアサロン、動きつづける人

相変わらず忙しかった一週間。
帰りは毎日深夜だったので、起きてる妻と土曜になってやっと顔を合わせる…。

土曜の夜遅くに打ち合わせから帰ると、家では美容師のナツキ君、妻、ルームメートの崇が集まっていて焼き肉パーティー。いよいよ５月に地元、群馬で自分のヘアサロン「Olive」をオープンするというナツキ君、出来たばかりのショップカードや名刺を見せてもらいながら話を聞く。自然を大切に、内装も家具も自分でこだわって選んだという彼のわくわく感が伝わってくる。僕も今、シャンプーの仕事に関わっていることもあって、ついいろいろ聞いてしまう。

焼肉の後は前回同様、部屋の一角で順番にカットタイム。妻から始まり、最近はほとんどまともな美容室に行ってなかった崇がどんどんスタイリッシュになっていく（笑）。坊主の僕も一応、眉毛だけお願いする。深夜には、カメラマンのHEIくんも合流。都合５人。そんな彼の人柄、技術、こだわりで「Olive」はとてもいい店になりそうな気がする。たまには車で地方にドライブして、髪を切ってもらいに行くってのもいいかもしれない。

その後、HEIくんに最近撮影した写真をマックで見せてもらう。クレイジーケンバンドの写真やら、音楽のアーティストの強烈なポートレート、そして夜の東京の静謐な風景写真。もともとはたしか、NYのスタバでたまたまライターを借りたのがきっかけで知り合った彼は、４年経った今、またNYに戻ろうとしているという。まわりでは、一度戻ってきてまた行くというのはほとんど聞かないだけに、なんだかうれしいニュース。ナツキくんもそうだけど、やりたいことにまっすぐ行動に移す姿勢が気持ちいい。僕も今の立場で、いろいろ見習わんと、と思った夜。