KYODO HOUSE -Art of Living 近藤ヒデノリのブログ

クリエイティブディレクター\編集者\ソーシャルアクティビスト 近藤ヒデノリのブログ

やっと一息、上司のブログ

暇だな、と思っていたら一気に仕事がまとめて来るというよくあるパターンで、3月に入ってから怒濤のように忙しい日々が続いた。去年、一度は降板した仕事にまた参加するというのが2つもあったり(ちょっと別れた女にまた会うような気分)、新規の大型仕事に巻き込まれたり、しかもスケジュールがきついとくる。なぜ、何千万?何億もかけるような仕事を、こんなスケジュールで企画させるのだろうか。もったいない。

そんなわけで、ここのところずっと深夜帰宅だったのだが、ちょうど直の上司がついにブログを始めていることを聞いた。その名も「広告深夜族」。深夜に帰宅してから書いているそうで、なかなか面白い。他にもこっそりブログ書いている人はいるんだろうけど、会社でカミングアウトしている人は、ほとんど聞いたことがない。こんな風に上司がブログを書いてくれるとお互い理解しやすいし、仕事もさらにやりやすくなるので、部下としても歓迎なのだけど。

今日の午後の打ち合わせでは、珍しくカミングアウト組が僕を含め3人もいたが、やっぱり一緒に仕事をする上でお互い共有するものが多いほうがやりやすいのは言うまでもない。特にうちのようにフリーランスが寄り集まったような会社では、ブログはお互いのベースの考え方や意見の共有に役立つと思う。僕はたいてい、初めてのフリーの人と仕事する場合は、事前にネットでサッとサーチしたりするが、社内の人だとサーチしてもほとんど何も出てこないことも多い。なにせすぐそばのデスクにいて、顔は知ってるけど名前も知らない、話したこともないし、お互い挨拶さえしないような関係が多いのだから。そんなシラーっとした雰囲気の中で、たまにほとんど知らないような人と組まされて仕事したらやりやすいわけがない。

やっぱり仕事はお互いの考え方や実績を知っていて、その上でリスペクトしあえる人とするのがやりやすいし生産性も高い。逆にそうでなければ、一緒に仕事しない方がお互いにとって幸せだ。本当を言えば、仕事の実績とか損得で利用し合うだけじゃなくて、人としてリスペクトしあえるような人とだけしたい。それを見分けるためにも、ブログやミクシーなんかは役に立つと思うのだが。