KYODO HOUSE -Art of Living 近藤ヒデノリのブログ

クリエイティブディレクター\編集者\ソーシャルアクティビスト 近藤ヒデノリのブログ

批評性のある言葉

今回の旅先の本は2冊。
一冊目は、この際、中国語も憶えようともっていた会話本。幸い発音をすぐに確かめられる通訳の人もそばにいるし、やっぱり言語は現地で憶えるに限る。この調子で、また仕上げの時にもっと憶えたいところ。

もう一冊は、90年代以降の「批評家」を網羅した永江氏の本はかなり面白い。いわゆる批評家だけではなく、リリーフランキーとか、東浩紀とか、宮台真司とか「批評性のある言葉を発している」人たちを取り上げ、永江氏がぶった切るこの本は、まともな言葉を聞きたい人には必読だ。30人近くの「批評家」の中に、いわゆるアートを対象にした人がサワラギさんしかとりあげられていないのが(少ないけど、彼の文脈でとりあげてもいい人はもっといるはずだ)ちょっと残念だけど、逆にそれが今の日本の現実だともいえる。



ひとり歩きの中国語自遊自在 会話集

批評の事情