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KYODO HOUSE -Art of Living 近藤ヒデノリのブログ

クリエイティブディレクター\編集者\ソーシャルアクティビスト 近藤ヒデノリのブログ

41m

KYODO HOUSE

41m。ざっと見積もった我が家の(僕と妻と子供の)本の総量を本棚に並んだ背表紙の長さで換算したものだ。新居に本棚をつくるにあたって、本の種類と量を測ってみた。雑誌などは毎年年末に処分して数が増えないようにしているけど、思っていたよりも単行本が多い。

  • 洋書 m 2600 x3段 
  • 雑誌 m 2600 x3段  
  • 単行本 23m 2600 x9段
  • 文庫本 m 2600 x2段 +α
他にも一部、目黒の家の本棚に二列で入れていた本や寝室にあった文庫本をカウントし忘れてたので、全部で45mくらいだろうか。
 
それだけの本が以前の目黒の家では書斎や床の間の本棚、階段脇や二階の廊下、寝室と分散していたので、いざ本を探すとなると、あっちこっち探し回って結局見つからないことが多く、「壁一面に本棚のある家に引っ越したい!」というのが僕ら夫婦の長年の願いだった。今回の家づくりも元々はそこからはじまったといっていい。
 
そんなわけで念願だった本棚、SANDWICHからはいろいろプランを頂いた。実は当初、家の外壁同様に斜め15度に傾いた本棚も提案されたのだが、メールで送られてきた画像を見た途端、「これはありえない、平衡感覚が狂いそう…」と妻と話しあい、「なるべく早めに断ろう」と伝えた。しかし後日、京都のスタジオに行くと、15度本棚の模型と小型の実物テストが…実際に見てみるとかっこいいし、初めから本が倒れているのでブックエンド要らない。家の中央にシンボリックに立つ本棚だけに、外壁コンセプトと合わせ、見たこともないナナメの本棚にしたいという作り手の考えも痛いほどよくわかる…かなり迷ったけど、最終的には僕ら夫婦の生理的直感に従って通常の並行棚でいくことにした。
 
並行棚と決まってからも、正方形のグリッドにするか、ランダムにするかなど検討のうえ、最終的に決まったのは以下の形。文庫本、単行本、雑誌、洋書類などサイズにあわせて縦と横の幅が決まっている。これも縦横に何列の棚板を入れるか、蔵書や使いやすさを考えて何度も検討いただいた。おまけに最後の段階で、階段と本棚の重なる部分がデッドゾーンになるのでは?!背面から隠し扉をつけるか?などすったもんだの挙げ句、現場でなんとか階段と本棚の間に13cmのスキマができるのがわかり、これなら本もとれる!と落ち着いたのだった。

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そして、引っ越しの12月30日前日。いよいよ24mmラーチ合板で作られた本棚が6つのパートに分かれて順番に運び込まれた。かなり重いので大人4人がかりで運び入れる。

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2つめのパーツを載せたところ。

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その上に3段目を乗せる。

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4段目を乗せる。だんだん天井が近づいてきた。

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完成!!!!!!!!!!

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翌日の引っ越しで早速、本をダンボールから出して積み込み中の僕。即興でジャンルをなんとなく振り分けつつ、単行本の前には文庫本を並べて2重にしつつも、本棚の前には入り切らない本のダンボール箱がまだまだ10箱あまり。書斎や寝室にも本のダンボール箱がまだ残っている…

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「図書館に住んでるみたい」と子供は言ってるように、リビングダイニングの中央に本がぎっしり入ってそびえるさまは壮観。たしか内田樹さんがなにかの本で「本棚というのは見せびらかすためにある」というようなことを書いていたけど、まさにKYODO HOUSEの自慢の本棚(笑)。

ここで話しをしていて関連したことがあったら、すぐに本をとって見せることもできるし、そこからまた話も広がる。今後、他にも左のリビング側や僕の書斎にも本棚をつくる予定。

月に一度とか、街のプライベート図書館として?昔よくあった貸本屋みたいに?(どういうシステムでやるのがいいのか思案中)少し解放するのもいいなと思ってます。お楽しみに!