TS別府ファンタスティック・ツアー/湯道(YUDO)誕生の夜
「うれしや」の前で、「湯道」家元(笑)山出淳也さんを囲むTSツア−の一行。
超!高密度のTS別府ファンタスティック・ツアー最後の夜を締め括ったのが、「混浴温泉世界」総合プロデューサー、山出さんとの朝まで飲みトークでした。それまでの別府〜高千穂それまでの旅の出来事や対話が山出さんの頭と高速シンクロ&スパークし、精神の岩戸が「パカッ♪」と開くようにあるアイデアが……
山出さんがこの日、同展総合ディレクターの芹沢高志さんと同展を『日曜美術館』で取材した姜尚中さんとの対話から聞いた、別府(ベップ)という地名に隠されていた、別府(ベツフ)[=オルタナティブ・プレイス/別の(想像上)の領域] というキーワードに触発され、
湯道(YUDO)ということを思いついたのでした。
この言葉を最初に言ったのは美術家の中村ケンゴさんですが、その瞬間にみんなの頭は一気が高速回転。それぞれがこれまで考えて来たことが一気に結びつき始めたのでした!
「湯道」とは、簡単にいえば「武器を捨てよ、裸で語ろう!」という平和への道(親善大使はクサナギ”ノミコト・笑)。遊びであり、思想であり、ライフスタイル、茶道具ならぬ「湯道具」という美術、所作・見立てなどパフォーマンスアートも含めた総合芸術?!
混浴(KONYOKU)という、多様な価値観をもった者が互いに認め合う日本古来の大らかな価値観を、世界に向けて発信していけるんじゃないか?!
YUDOやKONYOKUを、柔道(JUDO)や茶道(SADO)、侍(SAMURAI)のように世界共通言語にしていこうといくこと。
経済的価値ばかりを追い求めた資本主義社会の曲がり角、暗い世の中から、別符(ベツフ)への精神の扉を「パカッ♪」と開けることを目指して!
温泉でのぼせた頭から出た冗談のようですが(笑)、今後、この新しい「道」を確立したい、と本気で考え始めています。
そして、TSでもまずは茶会ならぬ「湯会」を、都内の銭湯などで始めよう!などと盛り上がってます。愉快な湯会、これについても追ってまた。
別府から戻ったばかりの興奮も冷めやらぬ中、ちょっと先走り感もありますが……名刺に「湯人」と刷られる日も、そして湯堂の聖地、別府でいつか世界各国の人たちを招いてKONYOKUする「大湯会」が開かれる日も、そして、そして、、、、G8サミットが別府で裸で開かれる日も、そう遠くないかも!?
同行した米田がム−ビーを作ってくれました。