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KYODO HOUSE -Art of Living 近藤ヒデノリのブログ

クリエイティブディレクター\編集者\ソーシャルアクティビスト 近藤ヒデノリのブログ

FREE TIBET/チベットの記憶

DIARY TRAVEL

昨日のニュースで、ダライラマ14世が東京に来て行った会見を放映していた。

ダライラマが繰り返し(中国政府を意識して)言っていたのは、今回、チベットで起こっている暴動が決して「独立」を求めたものではなく、あくまで「自治」を求めたものであるということだった。一応、今も形式上チベットで自治が行われていることになっているらしいけど、ほんとにあるなら暴動など起こらないだろう。火のないところに煙など立たない。ダライラマも、チベットで起こった暴動がチベット人たちの積年の恨みの現れだと言っていたが、そもそも中国政府による弾圧という事実がなければ、ダライラマだって亡命する必要はなかったはずなのだ。

ニュースによれば、今、そんなチベットダライラマとの対話を拒んでいる中国政府に対して、パリ、NY、サンフランシスコ……世界各国で抗議デモが起こっているとか。北京オリンピックへ向けての聖火リレーに対して各地で、みんなが「チベットを自由に/FREE TIBET」「ダライラマと対話しろー」と訴えている。それに対してダライラマ自身、あくまでも「非暴力的に」と言っていたのもさすが。

友人からも「署名してくれー」と「AVAAZ.ORG」を紹介するメールが来た。早速を覗いてみると、これもやはり中国政府に対話を求めるというもの。ちなみにアルゴア首相もこのサイトの宣伝をしている。責任は持てませんが興味ある方はどうぞ。僕は、署名しておきました。ちなみに、4月26日に渋谷でダライラマにまつわる映像の上映会があるらしいです。
『慈悲を生きる〜ダライラマ14世とチベット』上映会

僕自身、チベットには1999年に2週間ほど一人旅で行ったことがある。成都から飛行機でいきなり高度4000メートルのラサに入ったので、数日間、猛烈な高山病で吐いたり頭痛に苦しんだのはいいとして、チベット人の中国人への憎しみについてはその時にも嫌というほど感じた。僕のような中国人にも見える人が、チベット人のいるカフェに入って行くだけで、その場の雰囲気がサッと変わる。その後、一旦僕が日本人だとわかるとすごく友好的だったけど、ある人種が別の人種を心の底から嫌っているというのを肌身で感じた初めてのことでした。そんな旅の中でチベットのラサ周辺で撮った写真を載せてみます。当時、三脚とマミヤRZを担いで行って撮りまくったもの。


市内の至るところで出会う、赤い僧衣を来たお坊さんたち。この方はサングラスが実にファンキーでした。そんなお坊さんの一人と英語でかなり話こんで「チベットの教典をPCに入力してデータ化してる」と聞いてびっくりしたりもしました(聞き間違いだったかもしれないけど)。ともかく、たいていみんな気さくで等身大。チベットは別に特別な「秘境」じゃなくて、僕らと地続きの同じアジアなんだよなと身近に感じてました。


街角には至るところに屋外ビリヤードがあって、彼らと昼間から対戦したり。あと、夕方になると道の両側に延々と立ち並ぶ屋台の、長い串に刺したスパイスが大量にかかった鳥や野菜の串焼きが最高でした!

↓ちょうど行われていた一年に一度のタンカのお祭り(肝心の祭りの中心部は、この写真の左上の方)。みんなで弁当もって芝生に寝転んで……平和に見えましたが。

↓ヒマラヤ越えの途中。標高5000メートルくらいの地点。1本の木もない、岩と草だけの中の1本の道をひたすら進んだ。

FREE TIBET!