偶然の書-Book of Chance
最近、改めて偶然というテーマが自分の中で大きくなっている。
偶然って何だろう。なぜ人は偶然に惹かれるんだろう。茂木さんが先日の対談で言っていたのは「偶然とは生命の本質である」ということだった。偶然と必然。世界のすべては偶然なのか、必然なのか。偶然性と表現の可能性について……。以前にCETでトークイベントをした時にも「制御された偶然」というテーマで話したこともあったが、ここ数日、数学者と、哲学者、宗教学者と続けざまに偶然をテーマにした本を読む。同じテーマでこれだけ違う分野の人が書いているというのも珍しい気がするけど、それだけ多くの人を惹き付けるテーマだということかもしれない。
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