『美術画報』写真の１０人：片山博文インタビュー

これも少し前のことになりますが、月刊『美術画報』の57号、現代のリアルを表現する１０人の写真家特集で新進気鋭の写真家、片山正文さんにインタビューしました。元々、以前に川崎市民ミュージアムでの展示で見かけて興味をもっていたので、インタビューしないか？という話が来たときは「何で知ってたんだろう？」と驚きましたが、現実の風景を一旦大判カメラで撮影し、それをPC上のベクトルデータで細密につくり直して制作されたイメージは、異常なまでに精細。ドイツ写真の系譜に連なる新しい写真作家だと思います。TSサイトの方に近く、インタビュー全文を掲載予定。

ちなみに、この特集の１０人には、蜷川美花や野口里佳らとともに、NY時代の友人、山口理一くんもとりあげられており、「なんで彼も僕にやらせてくれなかったんだー？！」と嘆く僕でした。彼も日本にはこれまでいないスタイル、要注目です。ちなみに、寡聞で僕も仕事をするまでこの雑誌の存在自体知らなかったのですが、今回の特集、なかなか充実してます。見かけたら是非、読んでみてください。