KYODO HOUSE -Art of Living 近藤ヒデノリのブログ

クリエイティブディレクター\編集者\ソーシャルアクティビスト 近藤ヒデノリのブログ

フューチャリスト宣言

最近なんだかブログ書くのが月1ペースになりつつあります…。なので書きたいこといろいろあるけど、とりあえず最近読んだ今とても刺激的な二人の対談本を紹介。とにかく、異ジャンルのふたりが思いきり意気投合してる熱いさまがそのままエネルギーとして伝わってきます。片やシリコンバレーと日本を応援しながら「あちら側」のウェブの世界にひきこもっているという「ウェブ進化論」の梅田さんと、リアルの世界でまさに縦横無尽、TV、雑誌、講演、、、、、と偶有性を求めて飛び回る茂木さん。バーチャルとリアル、対照的な動きをしている二人だけど、ふたりとも自分を使って人体実験している感じがすごい。そして考えさせられる。自分はどちらかと言えばどっちの側なのか…いずれにせよ、もっともっとギアをシフトしなきゃと。さらに、そうやって自ら人体実験しながら「未来は予想するものではなく、創造するもの」と言う二人の言葉に、わがTOKYO SOURCEも、「東京発、未来を面白くする100人、」とうたって対話しつづけてることもあって強く共感。あと、ウェブ2.0と言われる今という時代について、僕としては写真という複製芸術の発明か、古くともグーテンベルグによる活版印刷の発明以来くらいの変動期、と思っていたのに対して、茂木さんが「言語の発明以来」と言っていたのにも、ちょっと驚きつつ、どこかで納得。いずれにせよ、今、僕らはすごい変動のまっただ中に生きているんですね。
以下、気になった目次をコピペで抜粋させていただきました。

たった一人の狂気で世の中が動く/何を志向できるかが勝負/楽しくてしょうがないという人しか勝てない/組織に所属するのでなくてアフィリエイトする/そうか、「フューチャリスト同盟」だ!/世界の謎、オープンソース/未来は予想するものではなくて創造するもの/「好きなこと」を見つけて貫くこと/創造性とコミュニケーション/強化学習のメカニズム/プロとは自分のやっていることに快楽を感じる人

フューチャリスト宣言 (ちくま新書)

フューチャリスト宣言 (ちくま新書)

そのままの勢いで梅田さんのもう一冊も読了。ちょうど今の僕のこれからの年齢と重なる、彼がシリコンバレーに渡ってから現在までの10年間という話が、また別のリアリティーをもって突き刺さりました。
シリコンバレー精神 -グーグルを生むビジネス風土 (ちくま文庫)

シリコンバレー精神 -グーグルを生むビジネス風土 (ちくま文庫)