KYODO HOUSE -Art of Living 近藤ヒデノリのブログ

クリエイティブディレクター\編集者\ソーシャルアクティビスト 近藤ヒデノリのブログ

イノベーターズ・プロジェクト(2)

いくつか、会議の内容から気になったキーワードから抜粋メモ。(キーワードは主にシンクタンクSophiaBankの田坂広志さんの言葉からその後、田坂氏の最新本「これから何が起こるのか」を読書中)

ウェブ2.0時代ー貨幣社会から、ボランタリーな社会へ。→両者は融合していく。集合知/新しい組織/システム/トップダウンからボトムアップへ/社会的な「good」でつながる社会ー企業CSRも重要になってきている

「JOY FACTOR」「JOY ECONOMY」ー自分が仕事とか何かをしている中で楽しいと思えること。これからの時代、そういうものが価値になっていく。お金という価値から、見えないものの価値へ。時間という貨幣の単位?エネルギーという単位?

サスティナビリティは環境だけじゃないー社会的/経済的サスティナビリティーもちろん、お金は重要だよねということ。ホリエモンしかり、村上隆しかり。TOKYO SOURCEでお金がまわるビジネスモデルを考えたいところ。僕自身はそういうのがとても苦手なんだけど、お金を目的にするのではなくても、回していくために必要なこと。

「ソーシャル・GOOD」ー「GOOD」「善」というのは気をつけないと、立場によってひっくり返るから危険な言葉だとは思うけど、環境問題とか、社会問題とか、どっからどう見ても明らかに改善すべし!というものはある。うちの会社でも「チーム-5%」のように、社会的なテーマに対してアクションをしていくのが出ているけど、僕自身も自分の活動の中で、自分のできることのひとつとして、これからそういうことにも積極的に参加していきたいと思う。ソーシャルクリエイターという言葉がこれからきっともっと注目を浴びてくるだろう。

企業のCSR/人のCSRーたまたま今月の[[[[[[ecocolo]]]]]]という雑誌で「エコ企業ガイド」という特集をやっているけど、これと同じように人のガイドがあってもいいだろう。たとえば、タレントなんかも、今だと単純に知名度と好感度ってランキングしかないけど、この際、なんだか怪しい響きの「文化人」なるリストもひっくるめて、「タレントの社会貢献度ランキング」とか「エコタレントランキング」なんかもあった方がいいのではないか。売り物のないタレントや事務所は、いっそ売り出し方を切り替えてそっちの方でがんばるとかできるだろうし、どうでしょう。きっとこれからそういうCMやコミュニケーションは増えてくるはずだし、早めにやったもの勝ちなのでは?

ecocolo (エココロ) 2007年 03月号 [雑誌]

ecocolo (エココロ) 2007年 03月号 [雑誌]