KYODO HOUSE -Art of Living 近藤ヒデノリのブログ

クリエイティブディレクター\編集者\ソーシャルアクティビスト 近藤ヒデノリのブログ

スモールワールド&ビルの屋上

土曜の夕方、知人から個展のオープニングの案内状が届いているのに気付いてしまい、CETのイベントの宣伝がてら、電話中だった新野君を無理矢理誘って、雨の中、清澄へ。駅に着くと、なんだか久しぶりなルームメート、田中君に遭遇。そのままみんなでギャラリーへ。そんなわけで久々に行ったギャラリーコンプレックス。ちょうど5つのギャラリーで同時オープニングパーティーしてて大にぎわいでした。

三島由紀夫みたいな軍服着て演説してる人がいる、と思ったら森村康正さんのパフォーマンス。そういえば、壁に展示されたどこかで見たモノクロ写真も、よく見ればすべて出演者は森村さん。いつものシリーズのドキュメント写真版というわけですが、今回の三島由起夫に扮して現代日本を憂うパフォーマンスはビデオもあり、森村氏、新境地か?

満員のお客を見ると、いつもの黒スーツを来た後藤繁雄さんもいる。寝不足な僕が挨拶すると、いきなり「目が死んでるぞ」と言われてちょっとがっくりしながら奥へ行くとヤマタカEYEがDJしていて、ジョニー・ワォーカーさんがDMを配っていて、右のギャラリーには木村友紀さんが、ギャラリー青山|目黒の青山さん、UNITED BAMBOOの青木さんも…。新野君に外人さんを紹介されて話してみると、以前に僕がARTiTで書いたポル・マロさん。さらに、CETに誘っていた作家の森さんも、写真家の在本さんもいて、ついでとばかりに2週間後に迫ったイベントの話。こういう日にここへ来ると、一気にみんなに会えるという、東京のアートシーンが狭さの逆証明。

あまりにも疲れていた僕と新野くんが切り上げて帰ろうとしていると、出口で以前に紹介された中島さんに会う。何の気なしに、帰途を聞くと「北千住」。ちょうど写真家の高田君からホームパーティやってると聞いていたので「ひょっとして?」と聞くとやはりそう(ここもつながっていたのか…)。ということで、勢いで3人で北千住、高田宅へ。着いてみるとFREE CAMELのTシャツを着た羊好きの高田洋三がいて、元UP LINKの高柳くんがいて…細野晴臣のDVDを横目に話し込む、it's a small worldな夜。

そして今日は朝から合気道〜夜からは演出家/カメラマンの竹内さんの家へ。話には聞いていたが、あまりのロケーションとその部屋からの眺め…部屋のすべてにまず唖然。これまで2つあった僕の理想の住処のイメージにまたくっきりと刻まれた…。今日は、FREE CAMELで撮影して頂いた写真を見にいったのだけど、映画、CM、PVと本気で「表現」を追求している竹内さんとの、そのままTSでのインタビューに載せたいようなディープな話…ついつい夜中まで居座ってしまった。