KYODO HOUSE -Art of Living 近藤ヒデノリのブログ

クリエイティブディレクター\編集者\ソーシャルアクティビスト 近藤ヒデノリのブログ

新部署、始動! 

「FREE CAMEL」を終えてからも怒濤のペースで仕事が続いている。
自分の身の回りで、多くの軸が高速で回転しつづけているような感覚。

ひとつずつ片付けて、次から次へ、起き上がってきた仕事にまた向かう。
今日ひとつ飲料系の競合プレゼンを終え、明日からは先日タイで5社競合プレを勝ち取った自動車会社キャンペーンの再提案作業を向けて本格作業開始。11月には東京東地区で開催される展覧会、CET(Central East Tokyo)で10日連続アートイベントを行うべく友人のアーティストと企画中。

そしてこの10月から、会社でのボスが社内に新しい部署を立ち上げ、元々彼のチームにいた僕らもそろって異動することに。

ウェブ進化論」「TVCM崩壊」などの本が出たり、「Web2.0」という言葉が巷を賑わしたりと、広告をとりまく状況がどんどんとハイブリッド化していく中で、うちのボスが大手広告会社の中で旗を上げ、TVCMやグラフィックだけに囚われない、トータルで新しい広告コミュニケーションをつくれるチームをつくったということ。これはもちろん、休職/留学以降、広告とア−トの両方に軸足を置いてきた僕にとっても歓迎すべきこと。

それにしても、今年初めにチームで「IT以後のNEW COMMUNICATION」を発表して、その後も一緒に多くの仕事をしてきたので、まったく予想してなかったわけじゃないけれど、予想以上に早い展開。エッセンシャルでのウェブをコアにした新しいコミュニケーションで急激に売り上げを回復している勢いで一気に行った感じ。そういう、会社の中での行動力も見習いたいところ。そうそう、新部署のロゴも制作中だし、ウェブサイトもつくってしまおうと話している。

とにかく、会社も広告界の状況も面白いことになってきていると思う。
これからも、どんどんポジションは流動化していくだろうし、広告も形を変えていくだろう。そんな中で僕も一緒に走りながら、自分なりに新しい[広告]の形を模索して、[広告]という概念を拡張していきたいと思う。

広告というコミュニケーションのメディアを越えた全体像と、
細部の表現の両方を構築できるCommunication Architectへ。