KYODO HOUSE -Art of Living 近藤ヒデノリのブログ

クリエイティブディレクター\編集者\ソーシャルアクティビスト 近藤ヒデノリのブログ

スケールの大きさ

最近のブコウスキーの映画からの再「ビート」つながりで読んだ本。
杉本博司の作品にも感じた作家の「スケールの大きさ」はもちろんだが、まずは文字通りふだん身の回りを見ている時間のスケールが違う。そういえば昨日会った「FILING」の織畑さんが言っていたのも、デザインをサイズを引き直すところから始めようと思う、ということだった。
スケールの大きい時間で見ているから目先のことに囚われないで何代も先の世代の未来を見据えながら事を起こす。だから必然的に地球や環境のことを考えることになり、フラーの最小のもので最大の力をや、持続可能性という考え方につながる。そして放浪を繰り返していた彼自身が提唱する「再定住」という考えかた。いろんな意味で今後に向けて大きな影響を受ける1冊になりそうな予感がする。それにしてもアメリカの別名「亀の島」ってのはなんかいいなぁ。

惑星の未来を想像する者たちへ