KYODO HOUSE -Art of Living 近藤ヒデノリのブログ

クリエイティブディレクター\編集者\ソーシャルアクティビスト 近藤ヒデノリのブログ

大阪→福岡→佐賀

福岡での法事を兼ねて、およそ6年ぶりに以前住んでいた大阪に寄り、TOKYO SOURCE 008のインタビューをして来た。今回のインタビューは、現代美術家の木村友紀。先日インタビューした田中功起君同様、去年の六本木クロッシングで出品していた彼女だが、この春にはARTZONEで「テーブルテニスプレーヤーズ」展、そして、ちょうど今、大阪の児玉画廊(で個展「untitled puzzle」をやっていたので、それを見に行ってそのままインタビューへ。
(*TOKYO SOUCEは、日本を代表した「東京発」のソースなので、別に東京在住以外の人にもインタビューに行きます。ただし旅費も完全に自腹なので、なかなか遠くへは行けないが…。)

NYで会って以来およそ2年ぶりに会った彼女、こっちの相変わらずのしつこい質問に丁寧に応えてくれた。時間にして約2時間。終わってギャラリーに戻ると、会場には美術評論家の松井みどりさんもいらしていて、TSの説明も兼ねてちょこっと挨拶。展示を見ながら、すぐさま言語化するその様はさすがでした。(彼女の著書、「アート:“芸術”が終わった後の“アート」は、現代アートへの入門書としてかなりお薦めだ。実は、間違えて買ってしまい、我が家には2冊もある。)ちなみに木村友紀さんへのインタビューは、TSで来月早々にアップ予定。ちなみに今回は撮影も僕が担当したので緊張してしまった(失敗していないといいが。)とりあえずは,今月末のアップへ向けて007 田中功起の原稿を終わらせないと…。


アート:“芸術”が終わった後の“アート”

ちなみにインタビュー前日は、僕が会社に入社当時住んでいたJR甲子園口(ここには阪神大震災の時まで住んでいた)へ行き、当時の飲み仲間と合流。当時は結婚したばかりだった彼には今、すでに3人もの子供ができようとしていて、時の流れと、地震からすっかり復興した駅前を懐かしみながら、以前のように酔っぱらった。そしてインタビュー後、そのまま妻の実家の福岡へ行くと、そこでもなぜかやけに濃いメンツと飲むー機械工学の教授と、地質学の教授、化学の教授、英語の戦線夫妻と、彫刻家…)そして翌日は法事のため佐賀、帰りには古湯温泉へ。ふぅー。今回の旅の本は、題名につられて初めて読んだ角田光代の本。本を愛し、本を書く彼女による本にまつわる短編集。


この本が、世界に存在することに