KYODO HOUSE -Art of Living 近藤ヒデノリのブログ

クリエイティブディレクター\編集者\ソーシャルアクティビスト 近藤ヒデノリのブログ

2本立て「地球で最後の二人」「2046」

chikyu

2046

初仕事をサッと終え、目黒シネマでやってた2本立てへ。このところやけに映画づいてる。今日は日本の若手俳優?が出演するアジア映画が続いた。

「地球で最後の二人」
主演の浅野忠信もいいし、若いころのフェイ・ワォンみたいな女優もいいし、珍しくまったりとしした感じのクリスファー・ドイルのカメラもさすがだ。タイを舞台に日本人の若者と女子高制服キャバクラで働く女の子との恋を描いた佳作。どうでもいいけど、僕はああいう外国の日本人相手のキャバクラとそこに来るような人が嫌いだ。なぜかは長くなるのでまたいつか。
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「2046」
ワォン・カーワイの最新作というわりには、あんまり評判が良くなかった気がして期待せずに見たのがよかったのか、相当にいい。ブエノスアイレス以降、in the Mood of Loveも今ひとつピンとこなかったのだが、久しぶりの傑作といっていいと思う。話の筋は書かないけど、相変わらずの数字フェチは全開だし、アンニュイな恋愛演出はさすが。フェイ・ワォンも老けたとはいえ久しぶりに不思議ちゃんキャラで斜め上向いた表情がとてもいいし、ホモじゃないけどなんといってもトニー・レオンの目が魅力的。結唯一の難点は、どうしてもドラマヤCMのイメージが邪魔するキムタクくらいか。まあ本人は一生懸命演技してるんだろうけど、しょうがない。
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映画でちょっとアジア気分になったところで、
明日から仕事で2泊3日で中国へ行ってきます。