KYODO HOUSE -Art of Living 近藤ヒデノリのブログ

クリエイティブディレクター\編集者\ソーシャルアクティビスト 近藤ヒデノリのブログ

フェルナンド・ペソアに出会った

元旦の明け方、「ナコイカッティ」で一旦眠りに落とされた僕を突如覚醒させてくれたのが、ポルトガルの詩人、フェルナンド・ペソアだ。「もうずいぶん前から、私は私ではない」という表紙の言葉に軽くジャブをくらい、そのまま一気に貪り読んだ。何より本に挟まっていた「ペソアへのオマージュ」に言葉を寄せている面々がすごい。ボルヘス、オクタヴィオ・パス、ドゥルーズ、そしてイタロ・カルヴィーノ…。彼ら「が」影響を受けている作家なのだ。僕が好きでないはずがない。年始早々に、こんな作家に出会えたことがうれしい。そして、僕のポルトガル熱はますます高まる。


不穏の書、断章