KYODO HOUSE -Art of Living 近藤ヒデノリのブログ

クリエイティブディレクター\編集者\ソーシャルアクティビスト 近藤ヒデノリのブログ

旅の結果としての、3冊の本。



黒くぬれ!―エッセイ

ワイルドサイドを歩け

昨日買ってきた本を、読み易そうなものから一気に読了。
まずは、J-WAVEのナビゲーターでもあるロバート・ハリスの本を立て続けに2冊。彼の本はずいぶん前に「エグザイルス」というのを読んだことがあるが、久しぶりに彼の熱くクールな語り口に触れる。きっと僕よりもう少し若い20前後の人向けに書かれた、不良親父の人生論的な本だろうけど、そういう本をふと読みたくなる今の自分がいて、なんだか元気をもらえた。一度、会ってお酒を飲みながらでも話してみたい人だ。
ついでに、本のタイトルの元のルー・リードのアルバムも出て来たので載せておく。ロックよりもソウル派の僕でも、時々聴きたくなる名曲。


写真という名の幸福な仕事

もう一冊は、5年前くらいから時々雑誌で見たり本を読んだりしてはいたけれど、最近改めて「編集」という観点から気になっている後藤氏の本。各地を旅して、いろんな写真家にインタビューをした文章をまとめたもの。芸術論とか写真論みたいな堅苦しいものではない。でも、実は一番聞きたい核心的なことを聞いてくれている。僕の好きなトーマス・ルフへのインタビューが省かれていたのは残念だったけど。

何か面白いことをしている作家なり、アーティストを見ると、その人の年や経歴が気になる。今日あげた二人のを見てみると、すでに50近い、あるいは越えている。これくらいパワフルな50才になっていたいと思う。駱駝みたいに、ぼーっとした僕だけど。