KYODO HOUSE -Art of Living 近藤ヒデノリのブログ

クリエイティブディレクター\編集者\ソーシャルアクティビスト 近藤ヒデノリのブログ

BOOKS

この写真がすごい!

日曜で、しかも昨晩飲んで寝たのが3時頃なのに朝から目が覚めてしまい(歳?)、早起きの習慣になるのもいいなと起きることに。やらなきゃいけない仕事を先延ばしにして、最近、ブログに読んだ本をあげてないので何冊か棚卸してみる。一年間に見てスゴイと…

祝、TS本、発売!!!

おかげさまで、ついに発売となりました! 一部、早いところでは本屋に並び始めたそうです。 アマゾンにもすでに掲載中!その他いろんなネットストアでも買えるらしい。これからを面白くしそうな31人に会いに行った。作者: 近藤ヒデノリ,米田智彦,サトコ(TOKY…

スティーブ・ジョブズ

スティーブ・ジョブズ 偉大なるクリエイティブ・ディレクターの軌跡作者: 林信行出版社/メーカー: アスキー発売日: 2007/12/17メディア: ハードカバー購入: 5人 クリック: 115回この商品を含むブログ (57件) を見るi-macやi-podなどの開発で、PC界だけでなく…

無名の人々の物語と偶然性

ナショナル・ストーリー・プロジェクト作者: ポール・オースター,柴田元幸出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/06/29メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 29回この商品を含むブログ (72件) を見る人は何らかの物語を持ってないと生きていけないとよく言わ…

雪山で読んだ2冊

先日高田洋三の個展会場の古書店で、店主の堀江さんに雪山の中で読むおすすめ本を尋ねてみた。そして僕が寒いところだから『冷血』みたいな恐ろしい本がいいかも?と言ったのに対して出してくれたのがこの本。アメリカで実際に起こった殺人事件で死刑になっ…

偶然の書-Book of Chance

最近、改めて偶然というテーマが自分の中で大きくなっている。偶然って何だろう。なぜ人は偶然に惹かれるんだろう。茂木さんが先日の対談で言っていたのは「偶然とは生命の本質である」ということだった。偶然と必然。世界のすべては偶然なのか、必然なのか…

最近読んだ新書3冊

非属の才能 (光文社新書)作者: 山田玲司出版社/メーカー: 光文社発売日: 2007/12/13メディア: 新書購入: 3人 クリック: 155回この商品を含むブログ (148件) を見る人気漫画家(?)の体験をもとに、「別に周囲と無理に同調しなくていいんだよ」とひきこもり…

「ダイアローグ」

物理学者、デヴィッド・ボームによる「対話」をテーマにした本。この世界の問題のほとんどがコミュニケーションの不足によるものであり、対話の不足によるものだという主張に強く共感。ひとりひとりに張り付いた「意見」という「想定」を個人から引きはがし…

生物と無生物のあいだ

茂木健一郎、内田樹、吉本ばななという強力な3人の帯のプッシュにつられて購入。不慣れなジャンルなので読むのに意外と時間がかかったけど、「生命とは何か?」という著者自身が大学初年度にもったという疑問を、野口英世をはじめ、いろんな科学者を交えて…

カート・ヴォネガット!

久々のフル3連休で、TSの書籍用に原稿書きと編集をしているんだけど、なかなか進まず…つい合間に本や映画に逃げてしまう。それにしても、なんで今までこんなすごい作家の本を読んだことがなかったんだろう?!「国のない男」というタイトルと表紙の写真どお…

渋谷ブックファースト閉店

シブヤ経済新聞によると、渋谷のブックファーストが閉店するらしい。渋谷の大盛堂もいつのまにか閉店してたとか。両方とも数えきれずお世話になった場所だけに、なんとも寂しい。渋谷に残された大型書店というと、あとはパルコブックセンターだけ…?僕自身も…

ジャケ買い

ある島の可能性作者: ミシェルウエルベック,クサナギシンペイ,Michel Houellebecq,中村佳子出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2007/02/28メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 136回この商品を含むブログ (51件) を見る久々のジャケ買い。フランスの作家、ウ…

ロハス・ワールドリポート

ロハス・ワールドリポート―人と環境を大切にする生き方 (ソトコト新書)作者: 木村麻紀出版社/メーカー: 木楽舎発売日: 2006/06メディア: 新書 クリック: 3回この商品を含むブログ (7件) を見る妻が買ってきた「ソトコト」から出版されたLOHAS関連の新書を盗…

久々の休みで本3冊。

トリックスターから、空へ作者: 太田光出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2006/12/15メディア: 単行本 クリック: 13回この商品を含むブログ (44件) を見る爆笑問題/太田光さんの著作を妻の本棚から引っ張りだして読む。「憲法第九条を世界遺産に!」…

オシム的に言えば…

ここに書くのも実に2ヶ月ぶり…いろいろありました。 特に先週一週間の仕事はまさに激動。もしも実名入りでブログやミクシーでこの流れを随時発表してたら、「電車男」以上に面白かったんだろうなぁと…絶対あり得ないけど。ともあれ、結果的にはとてもいい感…

「ボイスから始まる」

もう一冊、しばらく前から気になっていたヨーゼフ・ボイスの本を読了。以前にヨーロッパの美術館を回ったとき、どこへ行っても彼のなんだか重苦しいフェルトやら蜂蜜やらのインスタレーションに出くわして、正直あんまり好きな方ではなかったんだけど、よう…

フューチャリスト宣言

最近なんだかブログ書くのが月1ペースになりつつあります…。なので書きたいこといろいろあるけど、とりあえず最近読んだ今とても刺激的な二人の対談本を紹介。とにかく、異ジャンルのふたりが思いきり意気投合してる熱いさまがそのままエネルギーとして伝わ…

政治的な話、憲法9条について。

久々に友達のブログを読んで共感するところがあったのでTBなんぞしてみます。 こういう政治的な話って(実名ブログだけに)下手なことを書くとバッシングを受けそうで、なんとなく面倒くさい…。それってやっぱり、友人が違和感を感じた頑固親父風の喫茶店マ…

面白きことなきこの世を面白く。

高杉晋作の辞世の句らしいこの言葉、最近、妻がなぜか突然買ってきてはまっていた坂本龍馬の一生を描いたマンガ「お〜い、龍馬!」で知りました。TSのキーワードも「東京発、未来を面白くする100人」。そう、広告で、アートで、TOKYO SOURCEで…メディアは…

すべての人が観るといい映画「不都合な真実」

不都合な真実作者: アル・ゴア,枝廣淳子出版社/メーカー: ランダムハウス講談社発売日: 2007/01/06メディア: 大型本購入: 2人 クリック: 115回この商品を含むブログ (185件) を見るブッシュさん、 あなたが観て考えを改めてくれれば世界は相当変わるはず。六…

skmt2、sntg、iki

インタビューと「編集」作法を教わり、TSを始める後押しをしてもらった後藤繁雄氏の本2冊。「skmt」は、そんな彼が友人、坂本龍一にストーカーのようにインタビュ−しつづけたものを、まとめようとしない「開放系」の編集で本にしたもの。世界のいろんな都市…

茶道の歴史

去年インタビューで聞いたのをきっかけに、茶道が気になっていて、ちょうどシンクロしている知人から借りた茶道関係のマンガと本を2冊読む。 単にお茶を飲む、ということを「道」にまで高めたということはどういうことなのか。そして利休が茶人でありながら…

TSを「三位一体モデル」に当てはめて考えてみる

SHOW CASEのムードに刺激されてか、初日には会場でTSの相棒、米田君とTSの今後についてディープに話す。2年前に開始し、様々な分野の表現者との対話を通じて、未来を面白くする価値を探ってきたTSですが、インタビューした表現者との「共犯」が増えてきてい…

クリエイティブな「ビジネス」本

会社員だからあたりまえかもしれないけど、最近、以前はまったく読まなかったビジネス本もをわりと読むようになった。これがけっこう面白い。仕事に役に立つからというよりも(それもあるけど)、今、激動している世の中がどうなっていくのか、ということへ…

「ウェブ人間論」

「ウェブ進化論」の梅田氏と作家の平野氏という異分野の2人が、ウェブ2.0時代に人間がどう変化していくのか語る対談本。前作同様、未来に常に楽観的な見方をもつ梅田氏に対して、若い平野氏が悲観的なのが各々の足場とするメディアの新旧を表しているようで…

日本美術、クオリア、アイデア

行きと帰りの新幹線で読んだ本3冊。 ひきつづき、最近の個人的アジア/東洋ブームで。今までほとんど知らなかった(興味のなかった)日本の古代〜近代までの美術史をざっと読む。今度ゆっくりと日本画とか仏像!も改めて見たくなってきた。表紙の、煙草をく…

最近読んだ本から

しばらくまったく本も読めない有様だったけど、 最近やっと仕事が少し落ち着いてきた。というわけで、タイに行ったり来たりの間や、ちょっと前に読んだ本を記しておきます。最近ちょっと凝っているのが日本/東洋文化/思想/茶道…。 NY時代に、よくあるよう…

ハイブリッド・レム・コールハース

3連休に、建築家レム・コールハーズ関係の本を続けざまに読む。 まずはコールハースを追ったドキュメント本。元はジャーナリストであり、著書「デリリアス・ニューヨーク(錯乱のNY)」で建築をつくらずに建築界にデビューした彼は今、世界中にドシドシ建築…

人生は一本の煙草

人生は一本の煙草 燃え殻、灰、そして火、 慌てて吸い尽くす者もいれば ゆっくり味わう者もいる ーマヌエル・マチャード『アンダルシアの歌』という引用から序論を始める「煙草は崇高である」。 今日、驚きの引退発表をしたサッカーの中田くんは、HPの日記で…

最後の喫煙者たち

年内に予定している新プロジェクトの下調べ用に買った本が、毎日のようにアマゾンから届く。ボックスを開けても開けても「喫煙/非喫煙」関係。笑。まずは、筒井康隆氏による短編「最後の喫煙者」、ずーっと前に読んだのを再読。筒井氏本人と思われる売れっ…