KYODO HOUSE -Art of Living 近藤ヒデノリのブログ

クリエイティブディレクター\編集者\ソーシャルアクティビスト 近藤ヒデノリのブログ

BOOKS

【KYODO LIBRARY】

上の2冊は先日読了。ナウトピアは特にガンジーのチャルカ運動からアートアクテイビズムの歴史、パーマカルチャーをつないでくれる意味で刺激的だった。これからその源流となる次の2冊へ。そのうち、うちで読書会などもやりたい。 『SHARE』『FREE』『MAKERS…

本ができた!!!『都会からはじまる新しい生き方のデザイン/URBAN PERMACULTURE GUIDE』中身ちら見せ

昨年1年間かけてみんなで作ってきた書籍『都会からはじまる新しい生き方のデザイン/URBAN PERMACULTURE GUIDE』ができました!書店では2月9日、amazonでも同じ頃に発売開始予定です!(共生革命家のソーヤー・海くんが全体監修、僕は全体の編集ディレクシ…

本のクラウドファンディング後2日、200万円まであと少し!応援 ・シェアよろしくお願いします!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 本のクラウドファンディング、昨日で終了!目標の200万円を遥かに超え、371人が2338564円もサポートしてくれた!編集チーム一同から大感謝!!!今月末で最終入稿!がんばります!お楽しみに…

北米パーマカルチャーツア—レポート

クラウドファンディング中の出版プロジェクト「都会からはじまる新しい生き方のデザイン/URBAN PERMACULTURE GUIDE」の関連で先日行ってきたシアトルのオーカス島やポートランドへのツア—レポートを書いたので載せておきます。 今回のツア—に参加した7歳か…

都会からはじまる新しい生き方のデザイン/URBAN PERMACULTURE GUIDE

編集・プロデュースに携わっている書籍(今年末に発売予定)が、今日からクラウドファンディングを開始しました! 都会で豊かに生きるための、人と自然、人と人など関係のデザインについて、豊富なビジュアルで楽しく紹介する日本初の「アーバンパーマカルチ…

DIY 床の間本棚&AVラック

ついにアナログTVともおさらばして一気に42インチ。安くなったもんですね、待った甲斐がありました。AVデッキのいいのが見つからないのでハンズの木材で自作してみました。木工ボンドのみで組み立ても簡単。24mmシナ合板の材料費と加工賃で1万4千円ほど…

いよいよ3/1発売!『混浴温泉世界—場所とアートの魔術性』

できました!!!TSからは米田と僕が編集に入り、写真でNOJYOも参加! 昨年初頭に『広告』の取材にかこつけて別府を訪れて以来、GWにTSでツアーを組んで訪れてその場でこの本の編集に参加することになり、その後も打ち合せで2回別府に行くなど、こんなに別府…

ヨーゼフ・ボイスの影響 -1984/2010

ちょっと前になりますが、水戸芸で行なわれたヨーゼフ・ボイス展の最終日に滑り込みで行ってきて考えたこと。(最近、Twitterの時間感覚に慣れてきたので、たまにはブログの方で長めに書いてみます)この企画は、副題「よみがえる革命 21世紀にボイスを召…

「日本の力」「遊びと人間」

日本力作者: 松岡正剛,エバレット・ブラウン出版社/メーカー: パルコ発売日: 2010/01/30メディア: 単行本購入: 7人 クリック: 83回この商品を含むブログ (20件) を見る「千夜千冊」の松岡正剛さんと、この本で初めて知ったエバレット・ブラウンという写真家…

松丸本舗、トーマス・ルフ、小谷元彦

先日珍しく東京駅近くで打ち合わせの後、ふと見ると松岡正剛さんが編集した本屋「[松岡さん本人の本棚のように平積みされてたり松丸本舗」が。今回は「日本が変わる」をテーマで棚ごとに章立てして編集された古今東西の本が並んでいる。本の一節が抜きがされ…

これまでに影響を受けた本・雑誌

TSでいろんな人に「これまでに影響を受けた源」を聞いていたら、同じような質問で取材を受け、買ったばかりのホットカーペットの上に並べて考え中の1コマ。ここでざっと選んだのは主に大学を卒業した22歳以降のもので、まだ忘れているのもけっこうある気…

福岡の古本屋で出会った4冊+1冊

先日、妻の出産で福岡に帰ってた時に天神界隈をふらふらしていて見つけた古本屋で見つけた本。新刊本屋とは違って、古本屋だと偶然の出会いがあるのが面白い。それにしても…こうやってほんの10年から20年前に出版された本をアマゾンで検索すると、すでに…

別府へー「混浴温泉世界」書籍、絶賛編集中!

年末にかけて、会社の仕事とそれ以上に会社以外の仕事が目白押しの今日この頃。大変だけど、やりたいからやってるわけで楽しい。先週末から昨日まで、今年4回目の別府へ行ってきました。今年1月に行って以来、5月のアートリップで行ったのをきっかけに、T…

生きものとしての人間を中心に考える

『広告』で巻頭に登場頂いた生命誌研究所の中村桂子さんの本を知的興奮にかられて続けて読む。中村さんが科学者としての立場から、科学技術万能時代の限界が見えた今をルネッサンスの時代に重ね、生きものとしての「第二の人間復興」を唱える点に深く共感。…

つむぎやの男子弁当部

昨年のTS本出版イベントでもフードを出してくれたり、これまでTSのイベントでも何度もフード面をお願いしていた金子健一、マツーラユタカによる男子2人のフードユニット、つむぎやが初めて出版した本を送って頂いた。僕自身、料理好きなので、けっこう料理…

TS本、まだまだ平積みして頂いてます。

渋谷の文教堂書店の入口そばのコーナーにて。 先日お会いした菅付さんの「東京の編集」「編集天国」と仲良く並んでました。 こちらは実は勝手に空いてた隙間に並べさせて頂いたもの。

プール

太陽がさんさんと差していると、なんだか水に入って日向ぼっこしないと損をしたような気持になるのはいつからなんだろう。初めて行ったギリシャで美しい小麦色に日焼けした白人女性を見た時からか、サーファ−文化の名残で大学時代に仲間と夏には急いで海に日…

『たのしい写真』ホンマタカシ

たのしい写真―よい子のための写真教室作者: ホンマタカシ出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2009/05メディア: 単行本購入: 17人 クリック: 159回この商品を含むブログ (103件) を見る2日間のCM撮影の合間に一気に読派。面白い! photography=光画→写真=真実…

篠山紀信「KISHIN:BIJIN」→「編集天国」

神宮花火大会の花火をちらりと見てから、表参道ヒルズで始まった篠山紀信さんの写真展のオープニングへ。黒木メイサ、川上未映子をはじめ、作家、女優、女子アナ、宝塚スターなど、「仕事、性別、年齢を超えた、今最もアグレッシブに生きることに向き合って…

「新世紀メディア論 新聞・雑誌が死ぬ前に」小林弘人

エスクァイア、STUDIO VOICEをはじめ不況の中、続々廃刊となっているカルチャー雑誌。アート、カルチャー好きとしては寂しい限りだけど、一方でARTiTは誌面はやめてウェブに特化してさらに充実したサイトを先日リニューアルオープンしたり、STUDIO VOICEも雑…

交響するコミューンと月と皆既日食

最近たまたま触れた思想、本、映画、写真展……違うものの間に次々と響き合う連鎖を感じて、脳内でつながる糸をたぐるのが楽しいこの頃。まずは最近、雑誌「広告」の次号に向けてお話を聞いた社会学者、見田宗介さんの「交響するコミューン」「幸福感受性」と…

THE TOKYO ART BOOK FAIR「ZINE'S MATE」

原宿で開催されていたZINEのブックフェアーへ。NYで大好きだったPRINTED MATTERも出ていたり、本城直季をバックアップするSuper Store、老舗GALLERY 360他、赤々社など最近気になる版元と、その少部数だけど魅力的な本がずらりで目が泳ぐ。きっと時間があれ…

「不況」とはいっても…

ここしばらく、会社で出してる季刊誌『広告』の次号のリニューアル創刊号の企画に携わっていることもあって、リーマンショック以降やら、それ以前から世の中で起こりつつある大きな変化について、ない頭をめぐらしつつ、今、世界全体ががらがらと変わってい…

日本語が亡びるとき

日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で作者: 水村美苗出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/11/05メディア: 単行本購入: 169人 クリック: 12,657回この商品を含むブログ (457件) を見るセンセーショナルなタイトルと内容でネット上で賛否両論になっているこ…

'QUOTATIONS'

先日青山ブックセンターで見かけてタイトルセンスに惹かれて買った新雑誌、'QUOTATIONS'。ウェブのようにフラットに情報を詰め込んだ感じが新しい感じもしたけど、ちょっと見にくい。それにしても、すごい情報量だし、載せてる人選も面白い、出版不況のこの…

編集者たち

情報があふれているから、あるいは大方の表現が出尽くしているから、それらをつないだり、かけあわせたり、取り合わせたりする「編集者」が重宝される。そして「編集」は、単に書籍や雑誌だけでなく、ウェブはもちろん、CMや空間まで広がっているということ……

偶然を生きる思想

相変わらず「偶然」というものが気になっている。こちらは偶然に対する、東洋と西洋の捉え方の違いから、それぞれの思想を探った本。偶然を肯定的にとらえる東洋と、偶然をないものや間違いとして捉える西洋思想。偶然とは自然とも言い換えられる。理性や合…

ポール・オースターとフェルナンド・ペソア

僕が新しい著作が出るたびに楽しみに読んでいる作家というと、ポール・オースター、ミラン・クンデラ、村上春樹というあたりになる。そう思ってみると、3人中2人が外国人作家だ。しかも、村上春樹はアメリカやギリシャにいたこともあったりと、外国の匂い…

優雅な生活が最高の復讐である

タイトルに惹かれて読んだ本。スペインの諺だとか。1920年代のヨーロッパで、フィッツジェラルド夫妻やピカソ、レジェらと交流をもちながら文字通り優雅な生活を送ったアメリカ人夫婦の話。ちなみに「復讐」とは、辛く、大変な人生に対するものだそうな…

毒舌なのに憎めない語り口

怒濤のペースで本を出している内田樹氏による、ブログのテクストをまとめた新刊。内田氏のブログはふだんからi-Googleで時折チェックしてるので内容は既に読んだものもあったけど、日本の今の諸処の問題について、独自のちゃぶ台をひっくり返すような意見が…