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KYODO HOUSE -Art of Living 近藤ヒデノリのブログ

クリエイティブディレクター\編集者\ソーシャルアクティビスト 近藤ヒデノリのブログ

AERAに掲載されました

今週発売中のAERAに我が家、Kyodo Houseのことが掲載されてます。これまでの建築やデザイン、環境の切り口に続いて今回のテーマは、うちでの生活実験的な活動と「場の力」について。取材日に集まってくれた近所の友人、蕎麦屋しらかめとアンティークショップ、ルンタの2人との写真は小さくなってしまったけど、引っ越してまだ一年半でこういう地元仲間が出来たのもまさに場の力、ありがたや。

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もののあはれ The Pathos of Things 松本かおる\山上渡展

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10月22日〜10月30日まで陶芸家の松本かおるとアーティストの山上渡の2人展を行います

もののあはれ」とは、自然や人生など移ろいゆく事物に触れたときに生ずる哀愁や無常観、美意識のこと。古い友人でもあり、長野市をベースに制作活動をしてきた2人は今回の展示のテーマにこの言葉を選びました。

釉薬を使わない「焼締め」という手法でつくられた、素朴でシンプルな松本かおるの器。土の色を生かした都会出身の彼女らしい、モダンでやわらかなフォルムが魅力です。僕自身、彼女の酒器を愛用していますが、手にしっくりと馴染んで気持ちよく、ついお酒がすすんでしまいます。今回の展示では、いつもより大きめの花器を中心に、会期中の食事会「東京柿豚会」で実際に使える酒器やお皿なども各種用意する予定とのこと。表面に細かな気泡がたくさんあるので花器の水も長持ちするし、ビールのきめ細やかな泡が持続し、日本酒もまろやかに変化するそうです。彼女同様、お酒好きには堪らない器が揃うことでしょう。

一方、「増殖と変容」をテーマに、ドローイングや絵画、彫刻、インスタレーションなどの作品をつくってきた山上渡。彼は、かつて南方熊楠も研究に没頭していたという、アメーバのように移動し、キノコのように繁殖もする微生物、粘菌に関心を持ち続けています。「すべてはフラクタルにつながっている」「常に変化していることが僕にとっては美しい」という彼はそうした粘菌や鉱物といった物質世界と、民話や神話といった物語世界を独自にブリコラージュさせ、新しい世界を生み出します。ミクロとマクロ、あの世とこの世、消えゆくものと生まれるもの……山上の作品はいわば、現代に失われつつある見えない世界への入口、あるいは、どこの国にも属さない地球人のための宗教画なのかもしれません。

今回の展示では地下のギャラリー空間だけでなく、玄関やリビング、ロフトや屋上など暮らしの空間のなかに作品を点在させてみたいと語る二人。会期中も滞在しながら制作をつづけ、展示を変化させていくそうです。

通常のギャラリーではない、暮らしの場だからできる特別な展示体験。この機会にゆっくり作品を見て、語りあい、実際に器を使って味わって頂ければ幸いです。

みなさまのお越しをお待ちしております。


近藤ヒデノリ

 

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もののあはれ
The Pathos of Things
松本かおる\山上渡展

会期:10月22日~10月30日
会場:KYODO HOUSE 午後1時~7時 入場無料�

* KYODO HOUSE(世田谷区経堂)は個人宅兼シェアスペースのため、住所が非公開になっております。
ご来場される方は下記の電話番号、もしくはメール、DMでご連絡ください

山上 渡 080-5690-1396 | wataruyamakami@gmail.com

 

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会期中イベント

★オープニングレセプション\ライブ
2人の作家ほコントラバス奏者の斎藤徹さんを招いてスペシャルライブを行います。

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10月22日(土)18時開場
ライブ:斉藤徹(コントラバス) 19時〜
入場無料(持ち寄り+ドネーション): 二人の展示を祝うお酒か食べものを一品とゲスト出演の斎藤徹さんへの感謝の気持ちとしてドネーション頂ければ幸いです。
*長野県下諏訪の宿にある「食事処 鐡(てつ)」より手作りレバーペーストと燻製味噌を提供頂きました。

★東京柿豚会2016

福岡県うきは市で杉勝也さん(リバーワイルド)が柿を与えて育てた「柿豚」を2組の料理人がその場で調理して松本かおるさんの器で頂くというスペシャルな食事会。

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第一回\竹花いち子(自由な料理人)

10月23日(日)19:00~(18時半開場)
ゲスト:松本かおる、山上渡
会費:6000円(お酒を飲まない方は5000円)
定員:15名(事前予約制)

第二回\つむぎや(フードユニット)

10月29日(土)19:00~(18時半開場)
ゲスト:松本かおる、山上渡、杉勝也(リバーワイルドハムオーナー)
ワインセレクト:吉田恵理子(ワイン&フードライター/コピーライター)
会費:6000円(お酒を飲まない方は5000円)
定員:15名(事前予約制)

 

★松本かおる陶芸教室

陶芸家、松本かおるによる陶芸教室を開催します。
会期中の月・水・金曜日13:00-15:00 土曜日11:00-13:00
講師:松本かおる
会費:4000円(焼成費込み)
定員:各回5名(事前予約制)


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プロフィール

 

松本かおる Kaoru Matsumoto
matsumotokaoru.com
東京都生まれ。長野県在住。レストラン運営会社のプレスを経て伝統的焼物、備前焼の世界へ。2007年に岡山県備前陶芸センターへ入所。卒業後備前焼作家、星正幸氏に師事。備前の土を使用し土そのものの表情を生かした焼締め器を制作している。
2016年「UTSU-WA? Vol.8 うつわと食とフリーダの会」(SAKAKI LAB、東京) 「とりあえずビール 新田佳子・松本かおる 二人展」(うつわノート、川越)
2015年 「柔らかなやきしめ」(EKOCA、東京)
2014年 「猿山道場展」(うつわノート、川越)
    「猿山道場東京決戦」(Bar Zingaro、東京)
    「夏の匂いと土の色」(酢飯屋、東京)
「無釉の優」(EKOCA、東京)
2013年「おちゃづけの器」(新国立美術館 ミュージマムショップ SFT GALLERY、東京)「あたたまる器たち」(EKOCA、東京)
2012年「呑みノ市」(門前町屋ギャラリー十二天長野市

 

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山上 渡  Wataru Yamakami
wataruyamakami.jp
1981年高知県生まれ。長野県在住。 絵画、立体、インスタレーションを用い「増殖と変容」そこから生まれる結びつきをテーマとしている。 マクロやミクロといった可視化できない領域に私たちの日常とを連関させることで、新たな現実(創造) 世界の在り方を描きたいと試みている。
2016年「スピリチュアル・イマジネーション 想像力の霊性」(LIXIL GALLERY、東京)
2015 年 「生命形態的形と増殖するドット」(横川創苑、広島)
2014 年 「金理有 × 山上渡 Magic Real」(MAKI FINE ARTS、東京)「THE MIRROR」(名古屋商工会館、東京)「六本木アートナイト 2014」(東京ミッドタウン他、東京)「ミッドタウンストリートミュージアム」(東京ミッドタウン、東京)
2013年 「Tokyo Midtown Award 2013」準グランプリ、オーディエンス賞受賞(東京ミッドタウン、東京)
2009年 第12回岡本太郎現代芸術賞 特別賞受賞

 

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齋藤徹コントラバス演奏・作曲)
1955年10月27日東京生まれ。ダンス、舞踏、演劇、美術、映像、詩、書、邦楽、雅楽、能楽、西洋クラシック音楽、現代音楽、アストルピアソラなどタンゴ、ジャズ、即興音楽、韓国やアジアのシャーマニズムと深く関わってきている。アジアとヨーロッパを繋ぐ「ユーラシアン・エコーズ」は日本・韓国・シンガポールで実施、福岡アジア美術館の開館記念での「オンバク・ヒタム」などプロデュースも行っている。

 

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杉勝也(リバーワイルドハム・オーナー)
1971年 福岡県うきは市吉井町生まれ�1994年 養豚農家の二代目として後継。
2000年 食肉加工部門としてRIVERWILD HAM FACTORY を設立。
2004年 柿豚の飼育プロジェクトが始動とともにそれ以降、�柿豚の会と称した料理会を各地で開催していく。
2014年 食材の更なる表現の場所として、Stadio RIVERWILD phantom を敷地内に建設。ここから新たに食材の魅力と可能性を追求していく。
柿豚ホームページ http://kakibuta.com/
柿豚の注文先 リバーワイルド
TEL 0943-75-5150 FAX 0943-76-4035  Emailbeatnix@lime.ocn.ne.jp
柿之屋ホームページ kakinoya.com メール aki@kakinoya.com 今季の柿、販売中です

 

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竹花いち子(自由な料理人)
フリーのコピーライターを 経て、1993年から2011年までレス
トラン「タケハーナ」のオーナーシェフ。現在は自由な料理人。竹花いち子のホームページ お料理ちゃん http://takehanaichiko.com/

 

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つむぎや(フードユニット)
金子健一とマツーラユタカからなるフードユニット。雑誌やイベントなどで和食ベースのオリジナル料理を提案。『のっけめん100』(共に主婦と生活社)『あっぱれ!おにぎり』(金園社)など著書多数。
つむぎや:www.tsumugiya.com
ブログ:zakkicho.tsumugiya.com

 

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吉田恵理子(ワイン&フードライター/コピーライター)
1975年大阪生まれ。お茶の水女子大学博士前期課程修了人文学修士。2005年フランス国立ランス大学高等美食学研究院ディプロム取得。フランス高級パティシエ団体Relais Dessertsの日本窓口も務める。英国ワイン&スピリッツ教育財団(WSET)アドヴァンスト資格所有。著書「ランチタイムが楽しみなフランス人たち」(産業編集センター)。主な執筆媒体は美術出版「Winart」など。現在はパリと東京に拠点を置く。

 

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食事処 鐡
長野県下諏訪の宿・鐡鉱泉旅館にある「食事処 鐡(てつ)」。旬の食材を味わえる隠れ家的なお店。近藤、山上、松本が出会った思い出の場所である鐡のお母さんの手作りのレバーペーストと燻製味噌をオープニングにご提供していただけます。燻製味噌のお問い合わせは 0266-78 7036まで

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REAL BLUE MONDAY

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天気はこんなに良かったのに、こんなに暗い気持ちで月曜日を迎えたのは生まれて初めてかもしれない。テレビと新聞という大手ジャーナリズムがあまりに酷いことになっているなかで、これから日本はどうなっていくんだろう…

週末に割れてしまったiphoneの修理に行った量販店で、若い店員さんにちらっと選挙のことを聞いてみた。

「選挙に行きました?」
「一応,ちゃんと一票入れなくちゃと行きました」
「どこに入れたか聞いてもいい?自民党?」
「はい」
自民党憲法を変えようとしてることは知ってた?」
「え?」
「緊急事態条項は知ってる?」
「…?」
原発も賛成なんですね」
「…」

10代、20代、30代では自民党がトップ得票となった今回の参院選。彼ら自民党に投票した人たちが、選挙にまつわる情報を知ったうえで投票しているならそれでいい(個人的にはいやだけど)。でも、多くの人は、大変な仕事やテレビやスマホやゲームに忙しくて、政治なんて「考える暇もなく」、あまりよくわかってないまま、なんとなく「安心そう」な「保守」に「変化を恐れて」「安定志向」で、逆に一番恐ろしい、憲法という根本をいじって国を戦争へ向かわせようとしてる自民党に投票してしまったんじゃないだろうか…

選挙前だというのにニュースで選挙の争点どころか、選挙自体をあまり報じず、結果が決まってから憲法改正という本当の争点を一斉に出し始めるなど、国民に事前に知らせ、考えさせる役割を完全に放棄しているテレビメディアの罪はあまりにも重い。

次の焦点は、憲法改正に向けた「国民投票」。
作場、IWJで本当のジャーナリストに聞いた話では、最速で2ヶ月後、たぶん来年の初頭くらいじゃないかとか。

国民投票憲法改正、特に(ナチスドイツを生んでしまった)「緊急事態条項」が投票者の過半数をとってしまうと大変なことになる…。しかも国民投票は、通常の選挙と違って、公職選挙法が適用されないそうなので、手段はもう何でもあり。今回の参院選のようにメディアに「中立性」を振りかざして圧力をかけ、投票率を上げさせないようにしながら、お金もどんどん使ってくるだろう。

どうなっていくんだろう…

ネットの影響が限定的なのは、前回の(家入さんが惨敗した)都知事選に続いて改めてよくわかった。マスメディアの報道は僕が物心ついて以降で、信じられないような酷いことになっている。選挙結果だけ見ると、東日本に比べて、西日本がかなり壊滅的にコントロールされている。

何か悪い夢なのかもしれない、と思いたい。
希望は捨てたくはない。だって、こんなに自然も豊かで、こんなにも素敵な人がたくさんいる素敵な国なんだから。3.11以降、いや、もっと前から、こんなにも地方や都会にも、次代につながるいい動きが生まれてきているのだから。

せめて、気づいた人たちから、もう一歩二歩三歩、周りにいる気づいてなさそうな人に、自主規制せず、空気を読まず、政治の話を、みんなに共通の未来の話をしていったらいいんじゃないか。

昨晩、松田美由紀さんと帰りの車の中で、政治への無知の恥ずかしさから話さない人も多いんじゃないかという話もしていたけど、まさに「聞くは一時の恥」。

「ねぇ、いま、憲法改正ってどうなってるの?」
「緊急なんとかがヤバイって聞いたけど、何か知ってる?」
三宅洋平って誰?何なの?」

どんどん聞いていけばいい。どんどん話しかけていけばいい。空気を読まずに。

今回、有志の地元仲間で想いを一緒に投票パレードできたのも希望の一つ。みんなで自分たちの未来のために、前向きに動いていきたい。よろしく!!!